Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法 [Kindle]

  • サンマーク出版
3.69
  • (3)
  • (14)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 177
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (280ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私たちは、間違った思考や思い込みによって判断を誤ったり、失敗したりしがち。
    この本は、私たちが陥りがちな思考や行動の誤りがわかりやすい例と共に紹介されている。
    特になるほどと思ったのは
    ・NIH症候群(自分のアイデアの方が重要だと思い込む)
    ・社会的比較バイアス(自分より優れた人を応援しない)
    ・無駄話する傾向(思考が明瞭であれば、発言も明瞭になるが、思考が不明瞭であれば、発言は無駄話になる)
    ・考え過ぎの危険(感情で判断すべきものと、論理で考え過ぎる)
    ・後悔への恐怖(「最後のチャンス」と聞くと、分別をなくす)

  • 52つのあるある。
    52こ目に「知識だけじゃ上手くいかない」とオチを添えてw

  • 2020年最良の本。平均や統計が意味をなさない場面や、陥りがちな不合理な人の習性などについて書かれている。
    読書はこれくらいにして、本当に自分のためになる何かを始めよう。

  • 背水の陣

  • 比較しすぎると、いい決断ができない
    決断疲れ

    注意の錯覚
    自分の視界のなかで起きていることは、ひとつも見逃さない と思い込んでいる
    実際には、自分が見ようとしているもの以外は、見えなくなっている

    選択肢のみ過ごし
    一つの選択肢を次善の選択肢と比較することをつい忘れてしまう傾向

    多額の負債を抱える会社は負債のない会社よりもずっと収益性が高い
    利益を上げていない会社は融資を受けられない。
    そうした会社は自動的に負債のない会社に振り分けられる

    目立つものに惑わされないようにしよう

    期待には影響力がある。 現実を変える力がある
    株式市場のように「あなたがコントロールできないもの」に対しては期待値を下げたほうがいい

    自分がトップに立てるような「得意分野」をつくる
    「人と自分を比較する」のを辞める

    誰もが「自分の得意分野」に偏ったものの見方をする

    リスクは予測できるが、不確実さは算出できない
    経済は、リスクを把握できない「不確かな領域」
    軽率に間違った判断をするのを避けたければ「あいまいさ」に耐える必要がある

    情報が多すぎると決められなくなり、決断の質も下がる

    「考えすぎる」とうまく動けなくなる

    「欠けているものを見つける」のは「存在するものを認識する」よりずっと難しい

    成功も大惨事も「誰かひとり」のせいではない

  • いろいろな心理実験をもととした考え方のノウハウ。役に立つ。

  • [目的の明確化して後は全部削れ]
    広義的なシングルタスク。

    トレードオフとオールイン
    選択(決断)と捨象を強く言った本。

    すべきでないこと は 「すべきこと」より、
    はるかに影響力があるのだ。
    →やらねば<やらない
    1つやること決めたら2つやらないことを考える

    結論。私たちはできるだけ多くの「選択肢」を持って、どの可能性も排除せずに保留にしておこうとする。だが、それでは成功にはつながらない。
    ドアを閉めることを学ぶべきなのだ。
    →なにかやるには集中が必須。
    だから決意には減らさないといけないものがある。
    決意の強さ=減らす力になる。
    背水の陣的なこと?

    企業のビジネス戦略のような「人生の戦略」を持つようにしよう。ビジネス戦略というのは、特定の選択肢を除外するための意志表明にほかならない。
    →目的の明確化=無目的の排除
    やりたいがあるから、できない、やらないを決める
    トレードオフを頭に入れる。
    逆から考える。

  • シリーズ通して、作者の調べたことを簡易にまとめて紹介してもらっている感覚で面白く読める。

  • 3部作のひとつ。
    思考の罠ありすぎ。人間は合理的な生き物ではなく直感的な生き物なんだね

  •  陥りやすい人間の思考の癖をテーマとする本です。
     コラムをまとめたものらしく,読み易いですが,その分,系統だった記載ではない印象を受けました。
     この手の本は,読むだけでは意味がなく,いかに実践して,自分の血と肉にするかが重要だと考えます。
     私も,スマホのニュースアプリは何となく開いてみてしまうのですが,役に立つ情報もあるけど,確かに知らなくてもいいことに時間を費やしていることの方が多いかもしれません。
     情報の接し方について,見直してみようと思います。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

作家、実業家。1966年、スイス生まれ。
スイス、ザンクトガレン大学卒業。スイス航空会社の子会社数社にて最高財務責任者、最高経営責任者を歴任の後、ビジネス書籍の要約を提供するオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。香港、オーストラリア、イギリスおよび、長期にわたりアメリカに滞在。科学、芸術、経済における指導的立場にある人々のためのコミュニティー「WORLD.MINDS」を創設、理事を務める。35歳から執筆活動を始め、ドイツやスイスの主要紙にコラムを執筆。その他、世界の有力新聞、雑誌に寄稿。著書は40以上の言語に翻訳出版され、累計発行部数は300万部を超える。『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』(ともにサンマーク出版)は日本でもベストセラー。スイス、ベルン在住。

「2020年 『Think right 誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロルフ・ドベリの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
岸見 一郎
佐々木 圭一
ひろゆき
スペンサー ジョ...
西野 亮廣
リンダ グラット...
D・カーネギー
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×