博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。 (大和出版) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 質問力を高める事は相手のコミュニケーションを円滑に進める上で必ず必要となってくる
    スキルだが【質問力】と言っても一概にどんなことかイメージしにくい為、具体的な事にはどうしたらいいのか気になり本書を購入。

    この本は5章で構成されております。
    ①自分に対する質問力を磨く
    ②聞く姿勢を磨く
    ③質問の型
    ④裏質問で本音を引き出す
    ⑤巻き込む質問テクニック

    【自分に対する質問力を磨く】
    まず日頃から質問をする脳にしておかないととっさの時に質問はできない。
    脳を質問体質に変える→脳は怠け者なので圧をかけていく。

    ・自分に質問する時は【why】だけではなく【how】も入れないとネガティヴな方へ方へいってしまう。
    →何かミスをした時に自問自答する際、どうして【why】ではなくどうしたら【how】で考える。

    【聞く姿勢】
    ・基本姿勢
     ①ヘソを向ける②少し顎をあげる③肩の力を抜く
    ・質問力を使って意見に反論する時
     まずオウム返し→『なるほど、、』4秒沈黙→自分の意見でも複数の意見のように話すr

    【質問の型】
    ・質問の主語をあなたにする
    ・5W1Hで質問する。深堀ができる
    ・現状・理想質問方→『もし何も制約がなかったら』で現実と理想のギャップが大きいほど考えが深みを増す。
    ・起承転結→『起』で質問の前提を語り、『承』で具体的な質問内容を示す。『転』で自分の意見や見解、疑問に思っている事を明確に『結』で相手に話してほしいポイントを探す

    【裏質問】
    ・本心を明かさない人には【一般的には○○○❔】で聞く(投影法)
    ・会議や交渉で印象に残るのは最後の一言です。
     会議終了後に『最後に1ついいですか❓と印象に残したい質問は最後に残しておく』

    【巻き込む質問テクニック】
    ・【具体的には】【例えば】【この他に】の順で質問していけば具体的な回答が得ることができる。
    ・相手に話をまとめさせる質問
    『○○とはどういうことですか❓』『するとどうなりますか❓』

    《本を読んだ感想》
    質問力とは欲しい答えを導く為には重要なビジネススキルだと思いました。
    色んなテクニックが書いてありましたがまずがは【目の前の相手を知りたい】という気持ちが大事だということ。
    相手に気持ちよく喋ってもらうのが大事なんだと本書で学びました。

  • これは参考になる内容が多かった。こうするとこう考えるはず、だからこれが効く、といった説明で終始理解しやすいものが多かった。

    質問する前提で聞くと、結果的に理解が深まりそうだというのが腑に落ちたので、実践をしたいと思える内容だった。

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著者プロフィール

博報堂フェロー、スピーチライター

「2022年 『人を追いつめる話し方 心をラクにする話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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