お母さんの自己肯定感を高める本 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 新米ままさんで、子育てに自信がない人は手にとって読んでも良いと思う。三児の育児を終え、2人を成人させた私にとっては少し内容としては自己解決できている部分が多かった。
    読みやすく共感しやすい内容なので、子育て真っ最中のお母さんにはおすすめ。
    しかし、、、未だ子育ては女性がやると言う考え方が日本に根付いていることが残念で仕方がない。

  • 子育てにおいて、母親の自己肯定感が大事であるという話。
    心理学的な話だとすると浅いが、子育てにおける大事なことをさらっと書かれていると思う。


    【引用メモ】
    ・賢い自分はいいけれど、賢くない自分は受け入れられない、という思考が働き、失敗を必要以上に恐れたり避けるようになってしまうわけです。能力と結果は褒めないこと

    ・無条件に愛されているという実感があれば、子どもは自分が価値ある人間だと確信することができ

    ・「大好きだよ」 「がんばってるね」 「信じているよ」 「あなたはママの宝物だよ」

    ・ママが謝ることで、子どもは、人は間違うこともあるということを学べます。いい面も間違う面もあっていいという、受容型の自己肯定感のメッセージになる

    ・子どものことを愛していると、しみじみ感じられるのは、自分にゆとりがあるから

    ・ママが幸せでなく悲しそうな顔をしたり怒っていれば、子どもはママを幸せにするために努力を続けます。大切な人生を自分のために生きられなくなるのです。子どもが自分の人生を自分のために生きられるようになるためにも、ママは自分で自分を笑顔にできるようになりましょう
    ➡自分の機嫌は自分でとる

    ・ まず自分が幸せになっていいのだと自分に許可を出す

    ・アメリカでよく聞く言葉に、Happy wife, Happy life という言葉があります。家族の中で妻(また母親)が幸せだと、家族は幸せな人生を送れるという言葉
    ➡いい言葉。ほんとその通りだね。


    ・脳は、エネルギーを節約するために、頭の中にあるもの(思い・考え・イメージなど)と同じもの(現実)だけを見る傾向があります。

    ・没頭することが多いほど、人生は充実していく

    ・「楽観的な人は何をやっても成功しやすい」ということが、科学的に証明されている

    ・感情は思考から発生するので、感情だけ「落ち込まないように」することは難しい、ということがおわかりいただけたでしょうか。  感情を変えるには、まずは思考を変えることが効果的
    ➡認知療法

    ・自己肯定感が低いと感じるのは、自分に本来備わっているはずの存在価値を、否定されるような環境で育ったせい
    ➡結構大事なこと言ってる気がする
     本来備わっているはずの存在価値を否定されてきた
     =本能的に、本体備わっているはずの存在価値が尊重されるべきものだ、とそもそも感じているということなのか?
    与えられたことの無いものに対して、欠損感を感じているということなのか?
    本能的に求めている安心感・安定感につながることなのかもしれないな。自分の存在価値を認められている、ということは、そのまま、ありのままで生きていていい、ということだもんな。

    正しい母親を知らないのに、
    欠損感を感じるのもそういうことなんだろうな。
    満たされないといけないいものがあって
    それが満たされないことで不足感を感じる。
    子どもが求めている正しい母親像っていうのは、
    その求めていたすべてのものが十分に満たされている結果のことなんだろうな。

    子どもがどんなことを必要としているのかを知る必要がある。



    ・子どもを幸せにするには、まずお母さんが幸せになること。この順番でしか愛や幸せを伝えることはできない

    ・人生の意味や自分の価値を問うのはもうやめましょう。あなたは生まれてきただけで価値がある。

    ➡自分自身の存在価値を認めることが、子どもの存在価値を認めることにつながる。
    これが一番大事なことなんだな、、。

  • 疲れたときにさっと読むと
    いろいろと気付きがあるかも。
    お母さんの~とあるが、お父さんが読んでもいいと思う。

  • 幸せが伝搬していくものだから、子供に幸せになってほしいなら親も幸せにならないといけないということにはっとさせられました。
    そして改めて両方の親がしっかりと自立し、自分を幸せにできるのは自分と認識し生きていくことの大切さも思い出しました(片方だけに生活を依存すると相方のせいにしてしまうので)。

  • 私ってダメなママと思っていませんか?タイトルはママ対象ですが、気づけば自己犠牲を優先してしまう方に読んでほしい。ネガティブ思考や感情をスッキリ引き算する助けになりますように。
    (推薦者 ゆら@サポーター)

  • ポジティブ心理学。読むとポジティブな気持ちになれる。ワークが豊富にあり、ひとつひとつ進めることで、自己肯定感を高めることができる。

  • 今まで自己犠牲の精神で子育てをしてきて、ずっと苦しかったんだな……と思った。
    自分のことをずっと我慢して子どもに仕えているのに、子どもは思ったように育たなくて。募る疲れとイライラを子どもにぶつけてしまい、また自己嫌悪。前提の考えが間違っているから、こんなに辛い日々だったのかもしれない。
    まずは自分が健康で、楽しい毎日をおくれていなければ、その子どもが幸せに過ごせるわけがない。毎日を楽しもうと思いました。
    【ポイント】
    ・栄養(たんぱく質、野菜)
    ・睡眠、休息
    ・運動(1日20分)
    ・楽しみ(大好きなこと、ワクワクすること、時間を忘れて没頭してしまうこと、つい考えてしまうこと、やっているとエネルギーが湧くこと)
    ・愛はシャンパンタワー(自分→第一子→第二子)

  • 【芝蘭友】『お母さんの自己肯定感を高める本』(松村 亜里著/WAVE出版)vol.591
    https://shirayu.com/blog/topstory/health/9993.html

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著者プロフィール

ニューヨークライフバランス研究所 代表
母子家庭で育ち中卒で大検をとり、朝晩働いて貯金をしてニューヨーク市立大学入学。
首席で卒業後、コロンビア大学大学院修士課程 臨床心理学 、秋田大学大学院医学系研究科博士課程 公衆衛生学 修了。
医学博士・臨床心理士・認定ポジティブ心理学プラクティショナー。
ニューヨーク市立大学、国際教養大学でカウンセリングと心理学講義を 10 年以上担当し、2013 年からニューヨークで始めた異文化子育て心理学講座が好評で州各地に拡大。
ニューヨークライフバランス研究所を設立してポジティブ心理学を広めている。
幸せを自分でつくり出す人を増やすために、エビデンスに基づいた理論とスキルを紹介し、実践に落とし込む講座を展開。

「2022年 『心理的安全性の高め方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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