人工知能が書いた詩的短編集　無意識の向こう側 [Kindle]

著者 : 葦沢かもめ 小説執筆AI「ロゾルス」

感想・レビュー・書評

[香具師山啖呵堂さんの感想 · 2024年3月25日]

小説執筆AI「ロゾルス」が描いた短編小説集だという。
　非常に興味深い試みですが、生の素材をそのまま出されても困ります。
　脈絡のない夢日記を読まされているようなもので、意味が分かりません。
「あなたには、無意識の向こう側が見えますか？」
とうまいこと言っていますが、意味がありそうに思えません。
　
　AIが吐き出したそのままを出しているから意味が通らないのであって、その素材を生かす一工夫があれば面白いものになったのではないでしょうか。
　だから現在はAIが書いたものがそのまま小説になるのはまだ無理な段階で、そこに人間が一工夫しないといけない段階なのでしょう。
　しかし今後AIが発達してくると、人間が不要になるかもしれません。
　AIに追放される人間じゃなくAIを使いこなす人間にならないといけません。
　ということで今後は他人様のkindleにケチをつけるのではなく、自らAIを使って小説を書ける人間になる努力をしていきたいと思います。ついでに、kindle出版できたらいいと思います。何だかんだ言っても何もせずに批判だけしている人間より実際にkindle出版している人の方が偉いのです。


ＯＬＤＩＥＳ 三丁目のブログ
　AIを使って小説を書ける人間になろう！
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