おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方 (コミックエッセイ) [Kindle]
- KADOKAWA (2020年3月3日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (207ページ)
感想・レビュー・書評
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自分用に電子書籍、家族用に紙の本も買いました。
「生物学的には男の子」である人たちを2人育てています。
どのタイミングで何を、どんな態度で伝えれば良いのか、とっても迷っていたので非常にありがたい一冊でした。
学校で働いていますが、正直いうと先生方の中にも「今どきそれ?」みたいな感じのジェンダーバイアスに浸かっている方々も多いので、「学校では学べない?親が教えるメリット」について、本当にそうだな〜と思いました。(いや、先生たち学んでくれよ、とも思いますが・・・)
「性教育は、”命・からだ・健康”の学問」「性は知識や学習によって形づくられる”文化”であり、その仕組みの基本はまず”自然科学”」「そしてこれからの世の中を生きていく人格を育てるのに必須の”知性・教養”なんだ」
ウサギの村瀬先生がこう言っているシーンに対して、「そうだ!」「まっこと!」と心で唱えながら読みました。
性教育って人権じゃん!と感じることが多い日々です。
人権であるからこそ、大事なんだけど、学びにくかったり、ふとした時に答えに窮する時があります。
なので、引き続き、フクチマミさんの読みやすいマンガと構成で、自身の学びも深めていって、子どもたちにも、周りの大人たちにも還元していきたいと思います。
まずは私(大人)、頑張るぞ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すばらしい本だった〜〜〜
今の大人も含め、おざなりだった性教育を親の私たちも学び直しができる
性教育って、性器やセックス、生理のことだけじゃないんだな
「自分」の身体だったり、これから起こる心身の変化について、赤ちゃんはどこから来るの?とか改めると難しい、伝えにくいことを
子どもへどんなふうに伝えれば良いかを具体的に例をあげて教えてくれる
そして、それを伝えるためには親の「準備」がとても重要だと知れた
子どもの信頼関係、親は絶対的な味方で居ることがとっても大事なのだと改めて思わせてくれた本 -
そろそろキチンと話しておきたいと思い購入。小さい子どもに説明するときの具体的な言い回しが分かり易い。自分の知識の更新も兼ねて、夫婦共に読むのがいいと思う。
どうやって性教育をしていけばいいの?という人には響くと思うけど、何でも臆せずフラットに話せるわ!って人には必要ないのかも。
漢字が多いので子供に読ませるなら高学年以上かなぁという印象。 -
私は3歳の子供がいます。
この本を読んで、性教育の大事さが分かりました。
自分も受けた事がないので、
子供に伝える事が大事と感じました。 -
子育てする人は全員読んだ方がいい。
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・性教育の重要性がよくわかる本。自分のことも相手のことも大切にできる人になるために必須。幼いうちからプライベートパーツのことをしっかり伝え、思い切りタッチング&リスニングをする。いつか聞かれたときには事実を丁寧に伝える。
・こういう教育をしっかりすることで、性暴力やDVなどの加害者も被害者も減らせると思う。でも日本では学校での性教育に期待ができないのが現状…
・今は0歳だからまだまだ先って認識だったけど、あっという間に思春期は来るんだなぁ、と。子供とくっつける時間は有限!大切にしたいなと思った。 -
紹介文:3~10歳、自分の体に興味を持ったら始めよう。日々の会話が子どもを守る
子どもにどうやって伝えたら…が、マンガでわかる!
「なんでママは立っておしっこしないの?」と聞かれたら、
「知らないおじさんに髪をひっぱられた!」と子どもが泣いて帰ってきたら、どうしますか?
おうち性教育=子どもを守るための教育です― -
親のほうが心や知識の準備をしておかなければならないこと、伝え方の例がたくさん載っていて勉強になりました。読みやすい形でこういう本を出してくれていることがありがたいですよね。
茶化さず淡々と伝えるために親が練習しておきましょう、と。ほんとそれなんですけど、ついサボって来てしまったなぁと反省もします。
コンドームでは避妊率が万全とは言えないのにピルは通院が必要でお金もかかる。改めて突きつけられると、これから思春期を迎える娘にとってまだまだ不便で不利益の多い社会だと実感します。変えていけたらいいよね。
基本文句のない本だったんですが、「お風呂のお湯の中では基本、血は出ないよ」のくだりについては、出るわボケェと思いました。