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感想・レビュー・書評
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たまたま読んだ漫画が面白かったので原作に手を出した。一気に3巻まで読了。
舞台はスペインを思わせる架空の世界、国で南部の有力部族から王家に嫁いだベルタのアレヤコレヤ。
王家も衰退していてそれもあって有力部族から王妃を招いたのだけど、ハプスブルク家っぽい有力国家からの正妃、そして王子の誕生など、盛りだくさん。
最初は悪役っぽい王(ほんとに最初だけ)や王妃の描写も丁寧で読み応え有り。もっと続くかと思ったんだけど3巻でなんかいきなりあれから20年後みたいな話で終わるので、もう続巻はでないのかな?
作者の方もツイッターなどの更新が21年8月でいきなり途切れているので心配なところ。
ぜひ、続きや他の作品もよみたいところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時間経過がめちゃくちゃ早い。
あらすじだけ見たらとても面白そうなのに、肝心な部分の描写がなく、作者が書きたい所だけ書いたかのようになっている。
国王と王妃は本当に仲睦まじいのか?「青い血」でなければ国王でも軽んじられるのか?等々、サッパリ描写がない。南部と北部の違いは外見と味付けだけなのか?
政治をするでもなく、王室のドロドロに巻き込まれる訳でもなく、時間経過だけがある。
「登場人物たちがどうしてこの行動を取ったのか」をきちんと書いてほしかった。
設定だけは面白いのに、設定だけで中身がなかった。
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