子育てベスト100――「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり [Kindle]
- ダイヤモンド社 (2020年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (411ページ)
感想・レビュー・書評
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年代に合わせて小学高学年まで繰り返して読みたい。
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珍しく小説じゃないのは、友達が書いた本だから。
まず、本を出版した事に感嘆。そして、それがものすごく売れた事にも更に感嘆。やっぱりすごいわー。
内容については、たぶんもっと子供が小さいうち、生まれてすぐぐらいの時に読みたかったと思う内容。ある程度子育てをしてくると、内容については非常に一般的で色々な学者や学説の裏付けはされている記載があるものの、ああ、そうよねぐらいにしか捉えられず。それでも奇をてらわず、心地よい語り口で子育てのヒントをくれる本としては素晴らしいのでないか。 -
いろいろなコツがよくまとめられている。
根拠もあり、理解しやすく、新しい知識が得られた。 -
単元ごと、短くまとめられていてよかった。
わざわざ巻末をみなくても、出典がわかるようになっていたのも、よかった。
コミュニケーション
・1日10分話をきく、スマホの電源きる、5回質問する
・楽しい週末をすごす(家庭菜園、プレイパーク、博物館など、地元イベント、親の趣味)
思考力
・好きなことを見つけるには 機会の有無 本「才能を磨く」
・日常の行動パターンを見える化する、ざっくりと書き出す、「好き、「嫌いではない」「嫌い」
・オープンクエスチョンをする
「なぜ〇〇しなきゃいけないんだと思う?」
「どうしたらわかるようになるのだろう」
「もし〇〇だったら、××できるかな」
・失敗を改善の機会ととらえる、ふりかえる癖もっとうまくいく方法は
?
・深堀の意欲
・アナログゲーム
「アルゴ、ナンジャモンジャ、ジェンガ、ブロックス、どこでもドラえもん日本旅行ゲーム、モノポリー、カタン、
・金銭感覚を身につける
おこづかい教育5か条
①お金は親がはたらいているからもらえる
②お金は使ったらなくなる
③優先順位をつけて使う
④貯金の習慣をつける
⑤お金では買えないものがある
・100円で買う練習
・必要か、欲しいかを考える
自己肯定感
・良質な睡眠 子ども3-5歳 10-13時間、6-13歳 9-11時間
・お風呂は寝る90分前がベスト、
・「習い事をする」ゆったりとスケジュールを組む
子どもが自由に使える時間があること
・習い事の費用は年収の5%が理想
・新しく始めたらひとつやめる
・決めつけない
頭の良しあしではなく、学習や練習が重要なのだ
プロセスを大事に
・小さな喜びを味わう
レーズンエクササイズ、目隠しして食べる
・強みに注目する
見方を変える
あきっぽい⇒好奇心旺盛
いいかげん のんびり⇒おおらか
落ち着きがない⇒子供らしい、元気
勉強嫌い⇒勉強以外に好きなことがある
忘れっぽい⇒こだわらない、新しいことにチャレンジ
創造力
・音楽そのものにふれるのは生まれた直後からがいいか、楽器は体験レッスンなどは五歳、本格的に始めるなら6-9歳でいいとのこと。
・型にはめない、口をはさむのをぐっとこらえる、命令形をやめる
・「好奇心」を伸ばすm「感動することをやめた人は、生きていないのと同じ」アインシュタイン 親自身が「ワクワク」を追求する
・「没頭」させる、フローに入るのを邪魔しない
・「落書き」
学力
・勉強を習慣にする 10分音読、漢字10分、計算10分スモールステップ
・「優先順位」をつける やることリストで行動を整理
マグネットシートを使って達成感 「子ども 計画ボード」で検索
・「音読:する
・「サポートする」過干渉にならない支え方
河合隼雄 私が語り伝えたかったこと
3分類で片づける「学校」「習い事」「その他」その他は一か月に一度チェックして使わなさそうなものは捨てる
・15時以降の昼寝をさける 30ー1時間程度で
・寝る1時間前からブルーライトに触れないように気を付ける、子どもの眼は水晶体が澄んでいて瞳孔も大きいため、ブルーライトの影響を受けやすい
体力
・運動は毎日1時間ぐらいが最適
・「あいうべ体操」 1日10回3セット 噛むちから
・目を守る 20分、画面を見たら休ませる
「20-20-20ルール」米国眼科学会
20分ごとに、20フィート(6メートル)、20秒以上見て目を休ませる。 -
子育てにあたって評判のよい育児書をということで読んでみた。
各トピックごとに
心に留めておいたほうがよいポイントといったものが簡潔に記載されていて読みやすいが、内容としては浅い印象を受けた。
実際に子育てしていく中で、迷ったり悩んだりしたときに参考になりそうなアドバイスを求めて、ページをめくってみるのがよいかも。
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子育てに関するいいこと100事例紹介されている。これだけすれば完璧な子が育つように思うがなかなか10もできたものではない。
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それはそうだと思う。
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本書は、3歳~小学6年生くらいまでの子どもを想定して書かれた教育本である。具体的で実践的な内容が、100個紹介されており、とりあえず子育てについての最新の常識を手っ取り早く知りたいという人にはおすすめである。
紹介されている範囲は、コミュニケーションから体力まで多岐に渡り、一つのメソッドにつき、短い文章で端的に紹介されている。説明されているというより、紹介されているとしたのは、一つ一つのことについてそれほど詳しくは記述されておらず、悪くいえば単なるコピペの集合体にすぎないからだ。参考資料一覧が、本書最後のページのURLから見ることができるので、気になった項目をより詳しく知りたい人はアクセスしてみるのがよいだろう。
個人的には、本書の内容そのものに対して、たいして目新しさや驚きなどはなく、内容に物足りなさを感じた。最先端の新常識と本書の表紙に書かれてあるが、実験で実証されたのが近年というだけで、よく考えれば普通、当たり前の教育内容という感じがする。早寝早起きやバランスの良い食事、親の考えを押しつけない、ネガティブなコミュニケーションをとらないなどなど、実行できるかどうかは別にして、至極当然の内容である。