- Amazon.co.jp ・電子書籍 (225ページ)
感想・レビュー・書評
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なぜコロナウィルスは日本は欧米などに比べて爆発的に感染していかないか、昔からの生活習慣や言語の違いなどからの理由もある。など、過去の感染症の歴史を通して今を捉えることができる。
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こういう時期だし、職場の近しい人が感染症の担当をしていることもあり、読んでみることにした。
増補版ということで、今回のコロナウイルスについても2020年3月時点での内容が執筆されている。
ウイルスが生き残るためにどのように進化してきたのか、公衆衛生ひいては人類の清潔化の歴史もたどりながら、わかりやすく解説している本である。
疫学調査の重要性について、コレラ病原体を発見するのに2種類の水道水の事例を知ることができ、また今後の新たな感染症の対応をするための疫学調査を行える人材育成が必要であることを改めて認識することができた。 -
基本的な知識を得るために、自分がよく知らない分野を理解するうえで参考になった。ウイルスや細菌による感染症を正面から認識するために有用である。
知識の一冊。情報に振り回されないために、自分自身の判断基準を。 -
病原菌の細菌とウイルスの違いをもっと明確にしてくれているとスッキリしたのですが、、、予防医学の観点から、伝播の仕方、いかに防ぐか、という部分に焦点が当たっていて、それはそれで参考になった。