レズと七人の彼女たち 4巻 [Kindle]

著者 : 中村キヨ 中村珍

• 電書バト (2020年5月15日発売)

感想・レビュー・書評

[daiyuuki24さんの感想 · 2024年2月6日]

つつがなく（？）閉幕した、彼女たち集合の七者面談。話し足りない彼女たちは三次会へ突入。
恋敵の女と女が集まって話すのは、尊重、共感、同情、敬愛、譲歩、反省。
「生卵って賞味期限切れても日もちするっていうのは、本当なんだっけ？都市伝説なんだっけ？」ーーー深刻な悩みを抱えながらもサルモネラ菌の繁殖を心配しながら真摯に生き抜く彼女の姿に、他の彼女・感涙!!!
異性愛者・同性愛者入り乱れ、各々の理由を抱えながら、互いの話に耳を傾けながら、全員公認の恋愛7人前同時進行!!ひとりのダメ女をシェアする７人の彼女たちの苦節エッセイ、第4巻。

今回は、一見明るいドラッグストアのアルバイターだが実はモラハラ彼氏に傷つけられたサキのエピソード。
堂島さんとキャラがカブるけど、明るいサキさんのエピソードを聞いている彼女たちの女子会、良い。

この巻が発売されたのが、2020年で4年も待たされているけど、気長に次巻を待っています。

[ちょさんの感想 · 2020年6月6日]

　4巻だけ読むと、文字量が多くなかなか読みにくい。1巻から読み返すときゅんとなる。なるほど、このシリーズは新刊が出たときに1巻から読み直した方が面白い。