でっちあげ　1巻: バンチコミックス [Kindle]

著者 : 福田ますみ 田近康平

• 新潮社 (2020年6月9日発売)

感想・レビュー・書評

[けんたさんの感想 · 2023年2月20日]

冤罪の話
ほんとにど畜生なのか冤罪なのか
ずっとハラハラして読めます。
社会問題に切り込んだ全4巻？くらいの漫画で
かなり読みやすいです。
ただエンターテイメントではなく、リアリティ遵守なので凄い難しい感情になります。

[よっぴーさんの感想 · 2021年8月8日]

実際にあった教師による児童いじめ自殺教唆事件の真相を
ノンフィクションで描いた作品の漫画化。

１巻は親側から見た教師の悪役っぷりが表現されているが
２巻だと全く違った側面が描かれます

じわじわと迫り来る逃げ場のない精神世界に
ゾワゾワします

著者プロフィール

専門誌・編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。以後、様々な雑誌、webメディアへの寄稿を続けてきた。学校での「教師によるいじめ」として全国報道もされた事件の取材を通して、他メディアによる報道が、実際はモンスターぺアレントの言い分をうのみにした「でっちあげ」だったことを発見。冤罪を解明した過程をまとめた『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』で、2007年に「新潮ドキュメント賞」を受賞。他に『モンスターマザー 「長野・丸子実業高校【いじめ自殺】でっちあげ事件」』では、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞を受賞。他、『暗殺国家ロシア：消されたジャーナリストを追う』（以上新潮社）、『スターリン 家族の肖像』（文芸春秋）などがある。

「2021年 『ポリコレの正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」