夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく (スターツ出版文庫) [Kindle]

著者 :
  • スターツ出版
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感想 : 9
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感想・レビュー・書評

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  • 子供たちにお薦めされました。比較的ライトに読めました。
    要約:過去の経験から、マスクを外すことに抵抗が大きい茜。大病を患い、空をひたすら描く青磁。この2人が過去に出会った出来事に起因する恋愛物語でした。2人の名前は色の名前が元になっている。さくさくと読めました。

  • 色が踊っているみたいなお話しでした。
    2人のその後が読みたい!と思っていたら番外編で少しだけその後の2人に会えます。

  • 普段はあまり読書をしませんが、最近読書に興味が湧いて手に取った本です。
    初めてこんなに本を読みながら泣きました。
    とても読みやすくて気づいたら朝の2時でした(笑)。
    最初は主人公(茜)が病み落ちしており、心が痛む場面が何度かあります。
    話が進むにつれて茜の状態が良くなったり悪くなったりします。
    ハッピーエンドなのでほっとした気持ちで読み終わりました。
    重要人物である青磁は私と同じく趣味が絵で、いつか私もこんな人を刺激できるような絵が描けるようになったらなと思いました。空の絵をこれからはたくさん描きたいなと思います。
    語彙力が足りませんが、素晴らしい作品でした。

  • 主人公に共感できる部分があり、中盤までしんどい展開でしたがそれを乗り越えたあとの終盤がよかったです。
    終わり方も素敵でした。
    恋愛小説ではよく物足りなさを感じてしまうのですが、書き下ろしがまさに私が欲しかった内容でした。

  • いつもニコニコ。本心を隠し笑顔の仮面をかぶる茜は優等生
    家庭でも学校でも期
    待される役割をこなす日々。一生懸命努力している自分を、口が悪く思ったことをズバズバという青磁は大嫌いという。彼を大嫌いと思う一方本当は傷ついている。マスクがないと学校にいけない。学校には行かなくてはいけないという茜を
    青磁はさらに否定する
    自分の言いたいことがあるならはっきり言え!俺が聞いてやる。という彼の前では少しずつ本音が出せるようになる。いつしか大嫌いから大好きに
    茜を大嫌いと言った青磁
    実は小さいころ、今とは正反対の、はっきりと自分の気持ちを口に出す茜との思い出があった
    さらに彼には大事な人だからこそ隠したい秘密があって

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著者プロフィール

鹿児島県出身、愛知県在住。高校国語教師としての経験をもとに、悩み疲れた心を解きほぐす作品を目指して、日々執筆活動をしている。代表作となった『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(スターツ出版)が、様々な年代の共感を呼び、現在最も注目される作家。他に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』『ないものねだりの君に光の花束を』などがある。

「2023年 『たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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