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感想・レビュー・書評
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Kindleにて
一流、二流、三流の判別はともかく、読みやすく理解しやすく実践に結びつけやすい本だと思いました。
コミュニケーションを好む人とそうでない人がいますが、相手の事を慮って対話することが重要ですよね。自分から話し掛けるって重要だなとつくづく感じました。
会話の糸口として様々なバリエーションを頭に入れておく必要はあるかも知れませんが、一流を目指さなくとも学びはあるかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めちゃめちゃ読みやすかった。
大胆な例文ではあるが、具体的な使い方を短い例で記載してあるため、日常生活で取り入れやすい。
それに、一流・二流・三流別で話し方のパターンを載せているため、自分が今どの段階のコミュニケーションをしているのか把握しやすい。
自分の立ち位置と理想状態のギャップ、現在位置がわかるため、あとどのくらい頑張ればいいのか分かりやすいのも、読みやすいポイントだと思う。 -
・好奇心を満たそうとし、新たな知識を得られる喜びを感じながら話しを聞く。
・会話の見通しを事前に立てておく。イマジネーションで会話に自信をつける。人は誰でも話の見通しが立っている時はうまく話せる、想像することは自由。想像した世界の鮮度が高いほど実現していく。
・日常で成果を出すために学ぶ。成果を出す人は「普通にできること、しかし価値があること」に注力する。普段当たり前にできているコミュニケーションこそ自己啓発する。
・自分は運が良い。生まれたことが奇跡という解釈を人生に取り入れる。
・積極的に雑談をして、自ら周りの人と関係を良くしようとする。自ら燃えて自燃を目指す。
・会話は相手に焦点を当てることから始める。相手が話題の中心になるように話を振る。話題の矢印を必ず相手に向けて、相手が話やすいテーマを設定する。
・質問をして先手を取る。質問された人は必ず答えるというシンプルな法則。相手が話しやすいように会話を導く。
・相手が心地よく話せるような表情を準備する。会えてうれしい!を顔で表現。常に相手がどんな表情を見たいかを探求する。
・聞き上手ではなく、話させ上手を目指す
・ネタを仕込んでおくよりも、その場でネタを拡散させる。そのために「と言えば」のネタ連想法を使って無限に会話を作りだす。
・「具体的な質問」をすることで、相手があまり考えなくても答えられる質問をする。そうすることで相手の脳疲労を起こさせずに居心地を良く感じてもらうことができる。
・相手が話したくなるように質問する。
質問のパターンをいくつか持っておく。
会話を深める「なぜ?」、会話を広げる「他には?」、会話を進める「それで」「それから」
・沈黙がでたら踏襲話法で話をつなげる。前の話しから繋げて新たな話題を展開する。「そうそう、その話で思い出した」「そういえば」「それで言うと」「ということは」
多少文脈に整合性がとれていなくても、雑談は話しやすい空気が重要。
・人は共通点よりも相違点の方が多い。違いを面白がることから会話の突破口を見つけれる。
・15秒〜30秒自分で話してから相手に渡すことで、会話のテンポが生まれて飽きさせる事なく会話を続けることができる。
・たとえ話にして一発で伝える。
たとえ話の作り方は、似ているものを連想するだけ。
・擬声語、擬音語、擬態語を使って、話にインパクトを持たせる。
・普通の話しで笑いをとる。結論の手前にギャップをつくり、笑いを起こす。
・会話を描写して説明する。会話を通じて登場人物を出現させる。
・相手と会話をしているかのように一人質問を入れて自分の話しをする。たとえば「どう思いますか?」「そんな経験ありませんか?」など。
・相手が「話したい事」と「聞きたい事」にテーマを置く。相手の趣向に合わせた話をする。
・空気をよんで行動をおこす。状況次第で空気を変える。感情は伝染する。「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」
・場の役割を見極める。不足している役割を担うことで、その場を最適にする。自分がどうありたいかよりも、その場を最適にすることに重点において場に貢献する。
飲み会での役割は①まわす人②話す人③聞く人
・相手に腹を向けて話す。安心できる空間を提供する。
・仕事はできる前提で、あえて隙を見せる。
・教えを乞う。経験則を引き出すような質問をする。「どうしたら、そのように」 「なぜ、そんなに?」がキーワード。
・腹を見せ合う。人間は情報が少ないと不安になる。相手の情報を知ることで安心できる。
・人間の脳は変化に反応する。いかにギャップをつくって相手を惹きつけるか。普段自分はどう見られているか?そこにギャップをつくるとしたらどんなことをすれば良いかを分析する。
・別れ際の一言に注力する。去り際に「今日のトピックスを一つ伝える」ことを実践してみる。記憶に残った具体的なエピソードを伝える。
【所感】
上記が全て一流が行う雑談であり、二流・三流はこうする、という見出しで、それぞれ文章が構成されている。ほとんどが見出しに記載されている三流か二流にあてはまっている事を自覚して読み進めるので、一流とはどういう雑談をするのか意識しながらすんなりと内容が入る一冊。 -
読み易い本で、内容もしっくり入ってくるが、決して真新しい事を言っているわけではない。雑談ばかりでなく、人としての振る舞い方等においても参考になるだろう。
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雑談は苦手です。
それに、今までは必要性もあまり理解できずに、相手のご機嫌を取るためだけになんとか無理矢理頑張ってきました。
たくさんテクニックが載っていて、一度に覚えきれないけど、できるところからやってみようと思える気がします。
雑談から広がる世界が少し楽しくなりそうな本でした。 -
■一言で言うとどんな本?
・相手との関係性を築く為の雑談を研究した本。一流とそれ以外では何が違うのか?
■気づき
・雑談の基本は、話す内容よりも話す空間の「心地よさ」を作ることが重要
・その為に、目線、表情、体の向き、言葉への反応など様々な観点から心地よい空間を作ることに徹する
・大事なのは、会話の主題を相手に置くこと
■今後の行動への反映
・質問するパターンを磨く(深める、広げる、進める)
・自分の話をするときは一人質問をしてみる
・相手と同じ映像を見れるよう努力する
■印象に残った言葉や表現
・雑談は心地よさが大事。相手を不安にさせてはいけない
・一流の人の会話を紐解くと、必ず会話の主題が相手にあることに気づく
■こんな人にオススメ
・人とのコミュニケーションが苦手な人
・雑談ネタが盛り上がらない人 -
この手の本は普段手に取らないのですが・・・
正直こんなもんかという感じでした。
参考になる人は参考になるでしょうね。 -
雑談力とは
・トークさせ力
・一人三役できると最強 話す、聞く、リアクションする。
・挨拶に二つ加える。最後は疑問文。 -
実践的な雑談の方法が書いてある本。
話が止まってしまったときどうすればいいかなど、普段の雑談でも使えるテクニックがありタメになった。
ビジネスでの雑談シーンを想定しているのが多いが、家庭での雑談でも使って身につけていこうと思う。 -
コミュニケーションは苦手でも、人一倍努力していると言いたい。
・伝え方、聞き方の前に、相手との関係性
・ファーストコンタクトの「一瞬の表情」がめちゃくちゃ大切。口角と目元
・人が最も嫌うのは無視、その次が被せ
・相手が話したいことを話してもらい、相手が聞きたいことを話す