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感想・レビュー・書評
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交渉は大事
日頃買い物してても店員と話してて【変な感じになる時がある】
先日、自分の部屋のヒーターを買いに行った
自分の目に止まったのは【アラジン】のグラファイトヒーターだ…
同じアラジンの
①250、 500、 750 、1000ワット切り替え出来る大きめヒーター
と
②200 400ワット切り替え出来る、足元などに置く小さめのヒーター
が並んでいた
近くに貼ってあるヒーターの種類比較している貼り紙を読む…発熱管タイプ、カーボン、シーズ、そしてグラファイト…遠赤外線の強いグラファイトが良い
しかし①と②を見てて違和感をおぼえ…良く見ると…
①の値札の上に置いてあるヒーターは②のヒーター
②の値札の上には①のヒーターが置いてある…
【配置間違えてるだけか…】
しかし違和感が消えず…良く見てみると
※商品入れ違いだけでなく、俺が欲しい①の値札に値引き値札を貼ってあるのだがその値引き値札は②のヒーターのだった…
2台とも9500円ほど…値段そんなに変わらない…というか、②より大きい①のヒーターが少し安い状態になってしまってる…
①の正規値段を見てみると13000円
全然違う
でも俺の手持ちは11000円
現金で買って帰れると思ってた俺はテンション下がる…
一応 おじさん店員呼ぶ
【すみません コレ欲しいんですが、値段はどれですか?】
『こちらですね!9600円になります』
【コレ…上に貼ってある値札、機種違う気がするんですが】
慌てる店員
どう対応するかと思えば
俺に小さい②のヒーターを進めてくる
俺は【何を話してるの?】となる
俺に値札を間違えてた②のヒーターをススメはじめた…
『②のヒーターは200、400ワットなので、そんなに強くないですよ!お家のどこで使う感じですか?』
【俺は①の値段を聞いてるんですが…まぁ…使うのは自分の部屋…】
『②は脱衣場やトイレなどに置くようなやつなので…』
【だから俺は①が欲しいんだけど、値段はどれだ?と聞いてるんですよ…】
『正直200ワット、400ワットは全く温かくありません!こちらはどうですか?』
案内されたのは…安い発熱管の昔からあるような3000円ほどのヒーターをススメてきた…
【???失礼ですが…今あなたはどんな感情で俺に話してますか?俺は①のヒーターが良くて、遠赤外線が良いからそれを選んでる…発熱管ヒーターは遠赤外線効果は全くないでしょ?】
『暖かさは=ワット数なので、遠赤外線とか全く関係ありません!』
【おいおい…遠赤外線は体の芯に届く感じで好きだから選んでるんだけど…】
『どれも変わりませんよ!この発熱管ヒーターは600ワットなので②より強いです。』
【だから俺が欲しいのは①のヒーターであって、なんなら1000ワットあるだろ?何で②を進める!!】
【あと、ヒーターの種類を力説してるポップを大量に貼り出しておいて、どのヒーターも全く同じ、だったら全員に3000円の発熱管ヒーターをススメなよ!それより高いヒーター並べまくって、ススメて売ってるならボッタクリじゃないですか?】
店員が絶句したので
俺は考えるフリして沈黙を作る…痺れを切らし
おじさん店員は他の女性店員を連れてきた(担当の)
おじさん店員は女性店員に『値札貼り間違えと、品物も入れ違ってて』と説明したら女性店員は
「そうなんですか…でもこの値段は流石に無理なので…(9600円)」
【ふーん…でも俺は最初に、本当にこの値段ですか?って確認したら店員さんは(そうです)と答えてるし、なんならそのままレジ行って、値段違うと俺は騒げるのに、値札の貼り間違えを教えてるんですよ?】
【なのに①ではなく②のヒーターを説明しつづけるわ、安い発熱管ヒーターススメてくるわ、なんならどのタイプのヒーターも3000円のヒーターと変わらない、なんならワット数が勝ってれば安いヒーターの方が暖かいんだって!!このやりとりはフェアじゃない】
【話を整理しましょう、俺は値切ってるのではないんです。ヒーター見にきて、①が気に入った、値段は9600円、これなら手持ちの11000円で買える、購入決定、値段の間違いに気づいた、正直に伝えた】
【この俺の気持ちはどう考えますか?値段は最終的にどれ?ハッキリ値段は変わらないので、お客様ATMに走って行って来て下さいと言えば、俺も判断しますよ?もう一度言いますが俺の手持ちは11000円です。なんなら今調べたらアマゾンでは10500円で売ってますが?】
かなり困惑し、凄い覚悟した感じで女性店員さんは「では11000円で」と言ってくれたので2000円ほど安く買えた。
この話だと俺の交渉が…って話に聞こえるが
そうではなく…
【おじさん店員の交渉力、接客が かなり問題じゃないですか?】って事!!
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私生活やビジネスは多々として話し合いで決まる。特にビジネスの場合、その話し合いは「交渉」とよばれ重要な意味を持つことが多い。その交渉の場で何をすべきで、何をすべきでないかを分かりやすく教えてくれる。交渉の入門書として最適、というやよほどのことが無ければ、この本だけで十分
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交渉力というスキルが必要な理由
交渉における基本的な考え方
交渉の現場における戦術
最後の著者からのメッセージ
全編を通してとても読み応えのある本だった -
「王様と兵隊」ルールが終わっているという現実認識は、正しいと思う。俺自身、筋が通らないことに対して組織に物申したこともあれば、俺のまわりでもそういう場面はみた。組織としてどうかというのはともかくとして、上の言うことが絶対ということが、必ずしも前提とはならない世界で生きているという認識はあるんだよね。それは良いことばかりとも言い切れず、つまり、誰も正解を知らないということでもある。自分がどれだけ自分の頭で考え、判断し、行動できるかに生き残りがかかっているのだと思う。
バトナ(Best Alternative to a Negotiated Agreement)、「相手の提案に合意する以外の選択肢の中で、一番良いもの」を持つ、という考え方とか、なかなか役に立ちそうだ。交渉においては、自分の都合だけでなく、相手の立場に立ってこれだったら相手も納得するだろうという選択肢をひねり出さないといけない。そのために情報を集め、合意できる範囲(Zopa Zone of Possible Agreement)の範囲を決める。交渉が一連の流れとして、わかりやすい。バトナやゾーパが今、一般に認知された用語かどうかは知らないけど。
著者は俺の同世代で、たしか俺より一歳上じゃなかったっけ。もう亡くなっているんだよね。存命のときは名前こそ知っていたけど、なんとなく思考の方向性が自分とは違うような気がしてね、読んでいなかった。たまたま一冊読んでみたら面白くて、気がつくとけっこう読んでいると思うんだけどさ。もう少し長生きして、もっとたくさん本を出してほしかった気はする。
でも、結果的にオトクな買い物できたから…終わり良ければ全て良し…になりますかね~(*^_^*)
質問に答えてくれないのと
最初に欲しがってる商品を理解してないのが、???ってなってヤバかったですね…(苦笑)
質問に答えてくれないのと
最初に欲しがってる商品を理解してないのが、???ってなってヤバかったですね…(苦笑)