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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (235ページ)
感想・レビュー・書評
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かなり前に購入していて本棚にあったものを、ようやく読了。
初恋。忘れられない恋。本気で世界の全てだった人。ずっとずっと胸の中にいる人。
生涯癒える事のない、生傷というものはあり、絆創膏やガーゼで、そっと塞いでいても、ふとした拍子に、それが外れた時にはまだ膿んで生々しい状態である傷口がそこにある。連作短編的な構成で、序盤のハイテンションが終盤、失速してしまった。
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貧乏で浮いた存在だった由井。
大好きな彼ができようやく安らげる場所を見つけたのに
親の借金で夜逃げを余儀なくされ、離れ離れに。
どんなにか悲しかっただろう。
由井の周りの人のあれこれがあり
千波万波に出てくる常楽幸太郎くんとその母の安伊子さん親子の愛情が深く優しく。
あぁいう人に私もなりたい。
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悲しみや辛さ、寂しさを乗り越えた先に、
真の強さがあると思う。
望んで手に入るものでは無いもの。
私は後悔しない。
あの時を乗り越えられたから。
1人でも生きていける。 -
生きている中で避けられない、あの強烈な感情が全部描かれている本。
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