- Amazon.co.jp ・電子書籍 (304ページ)
感想・レビュー・書評
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東急電鉄のエリート社員が、本人の意に反してMaaSプロジェクトの推進役に抜擢された。舞台は伊豆半島。JR東日本や楽天、地元自治体・企業を巻き込んだ、日本初の「観光型MaaS」実証実験 "IZUKO" に取り組んで悪戦苦闘した2年間の記録。
まあこうなるだろうなあ、という絵に描いたような展開だが、実録なだけに迫力がある。結局、コロナ禍により目標達成とはならなかったのが、関係者の間に経験値が貯まり、少なからず世の中を動かしたという点では、本プロジェクトは成功したと言えるのではないだろうか。
それにしても、ソフトウェア開発、素人が作っている訳じゃないのにどうしてこういつも予定通り進まないんだろう。トラブル続出なのが全く解せない。ソフトウェア開発自体は進化しないのかな。 -
予算をじゃぶじゃぶ使えるのって恐ろしい。
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(2021/34)東急の社員として、伊豆での観光型MaaS立上げのプロジェクトリーダーの役割を担った著者の体験記。まさにプロジェクトX。同年代のサラリーマンとして、規模は違えどプロジェクトをリードする経験をさせてもらった自分のことを振り返り、思い返しながら読むのが楽しいのだが、現在、自分が任されている事業における可能性を考える事しきり。期待以上の一冊。
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伊豆の街の再生を計るためMaasを立ち上げた東急社員の奮闘記。実録なだけあってかなりおもしろく読めた。今自分も大型開発案件でかなりトラブって切羽詰まっている状況なんで、フェーズ1開始の話に出てきたショー・マスト・ゴー・オンはなんか刺さった。また新たなサービスを立ち上げる時の参考になる失敗談としても役に立つんじゃないかと思う。
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確かに著者の人間性やビジネスマンとしての基礎知識のなさが気になる点はあるがそれを上回る面白さがある。
イズコーなるサービスは全く知らなかったが1998年春に活動を開始して1999年には形になった事業として現出させたそのヒストリーはやはり面白い。 -
小説仕立てになっているが、日本ではまだ聞き慣れない観光MaaSを実現させた体験記である。MaaSの観点でも新規ビジネスの立ち上げ話としても面白く読める。
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伊豆でのmaasの実証実験の取り組み。
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Maasに少し興味が湧いた。