呪い子の召使い【電子限定おまけ付き】 1 (花とゆめコミックス) [Kindle]

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  • 白泉社
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感想・レビュー・書評

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  •  3巻までタダ読み( ´ ▽ ` )ノ
     
     触れた相手を必ず殺してしまう「毒の呪い子」であるアルベール王子の世話係となった「不死の呪い子」レネチャン(天然)の物語。

     王宮身分差ラブコメ。女の子向け。
     いかにも少女マンガらしく、エピソードの進行よりもキャラたちの(緻密すぎるほど緻密な)心情推移描写の方に重点を置いている(悪く言えば展開がトロくさい)。
     必殺と不死(首を切られても再生)の男女コンビってことで、昨今人気の「アンデッドアンラック」性別入れ替え版って印象も有。
    (にしてもレネチャンが村を追われるきっかけとなった「事件」、あまりにも無理くりな差別案件だな〜(>_<)。もともとこの子、単に村の嫌われ者だっただけなんじゃなかろうか?、て気も......呪い云々はただの言い訳に過ぎず......(´ε`;)ウーン…)
    (以下続刊)
    2023/12/22
    #4762

  • 呪い後の召使いというタイトルに惹かれて読んでみました。
    現代でいうところの『ひきこもりとそのお世話する人』という感じです。

    主人公は、触れた物や人までも毒で犯し、その生命を奪ってしまう呪いにとらわれた王子と、ヒロインは死ねない呪いにかかっているメイドのふれあいの物語です。

    お互いに相反する呪いをもつ二人は生まれた環境は天と地ほど違えど、呪い子として世の中かな忌み嫌われる存在としてそれぞれ悩みを抱えています。

    触れるもの全てを毒で殺めてしまう王子は、人との接触を嫌い、引きこもりに。
    メイドとなるヒロインは、不死の呪いを気味悪がれて、職を求めているところを運良く拾われて、二人は巡り会います。
    個人的には、不死のヒロインは極度の不幸体質ではありますが、そんなに不幸ではないような気がします。
    しかしながら、幼い頃に呪いの秘密があり、それはきっと物語を読み進めていくと今後の展開的になにかありそうな予感がします。読み進めるのが楽しみです。

    はなとゆめの漫画は、どのタイミングから読んでも楽しめるような読み切り風の作風になっていて、いきなり終わってしまうのではないか!?という読者としても毎回どきどきしながら雑誌を読むような感じだと思いますが、つまりいつでも楽しめるお話展開になっています。

    (きっと大人の事情なんだろうなぁと、はなとゆめ作品を読んでいて感じます。個人的には、連載ありきで連載して欲しいです。)

    めげないメイドと次第に心を開いてゆく王子とのやりとりがとてもほほえましく、読んでいてほんわかします。
    王子を取り巻く人々も実は愛に溢れていて素敵な世界観が広がっています。

    イラストもとても美麗で、お花の描写もとても素敵でお庭のシーンなども見応えがありました。
    続きを読むのが楽しみな物語の1つです。
    面白かった!

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