自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書 [Kindle]

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.73
  • (2)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 54
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (182ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今まで「メモ」ばかりでしたが、実戦です。

    ビジネスにおいて
    ネットとリアルを別物と捉える(匿名での発信)のではなく
    ネットをリアルの延長線と捉える(実名での発信)ことで
    得られるメリット(そして、デメリット)について書かれた本。

    SNSをあまり利用しない私は、普通の人のSNSの使い方というのは「匿名の人」が「不特定多数の人」に向けて「これ良いから見て欲しい!こんな嫌なことあったから聞いて欲しい!」を伝える、なんだか不透明で一方方向なツールだなぁ、と漠然と捕えていましたが
    例えば「読書好きのあの人」に「この本面白いから読んでみて!」って感覚で使って行くことで、そのメッセージを見た「見ず知らずの誰か」が思いがけずリアクションしてくれて、それを実名でやることでリアルの仲間が増えたり、ビジネスに繋がるという事もある、そんな可能性のあるツールなんだな、と納得。

    これから先、ネット上でのコミュニティは益々活性化されると思うので、今日からコツコツやってみようかな!
    そう思える内容でした。

  •  ひとことで言えば「他力」な本。徳力とは実は他力なのか…、自然体な文章が逆に新鮮でもある。改めて思ったのは愚直さを突き詰めたことにより生じたのが筆者である徳力基彦氏という自分物なのだろうということ。
     私自身の精神的な特性上自分が気になったものは自分なりの理解で腹落ちするまで一旦は考えるということをする。ところが筆者である徳力基彦氏は自分なりの理解ができない。雲をつかむという感じがずっとしていたのである。
     この本を読んで分かったのがその感じ自体が徳力基彦氏なのだということである。「徳力メソッド」や本書自体が他のブロガーのコメント集があったりとご本人の意見を主張も少な目な本ではあるが、わたしたちが非常識になりすぎて失敗しているという事実に対して至極まっとうな対応方法を提示しているのが本書である。特有のトリッキーな主張をして特別なラベルを必要としないということなのだろう。
     「炎上」に関する注意に関するところに関しては仏教かなにかの思想や行動規範にも似たものを感じる。最前線に居た人はやはり同じ境地にたどり着くということなのだろうか。

  • 会社勤めしながら自分個人の“ブランド”を確立するためにはSNSがいいぞ、という話。SNSに対しての姿勢や、投稿の仕方、炎上を避ける方法まで丁寧に解説してくれている。セルフブランディングしたいなら読むべき一冊。

全4件中 1 - 4件を表示

徳力基彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×