タダ読み( ´ ▽ ` )ノ
途中までは「虚構推理」の巻末おまけ連載で読んでた。だんだん本作じたいも楽しみになっていき、半年一度の新刊刊行を心待ちにしてたっけ( ´ ▽ ` )ノ
小柄だが両親に英才教育を施され相撲マスターとして成長した高校生・逢沢文季が、とある事情から叔父の暮らすど田舎の久々留木村に引っ越してくる。
そこでは相撲好きのカエルたちが神様として崇められており、腕を見込まれた文季は彼らにコーチを頼まれることになる、って話。
青春スポーツもの+オカルト伝奇ものなわけだけど、そこへさらに殺人ミステリーまで絡んでくるという奇妙奇天烈さ(゚д゚)!
何でもありな御伽噺ワールドながら、相撲や神事(&カエルの生態学等)に関する考証は実に緻密で説得力大。
どんな怪異にも動じない(少なくともギャーとかワーとかいかにもギャグマンチックな大仰なリアクションはしない)文季のキャラ造形がまたいい( ´ ▽ ` )ノ
常に冷静沈着な彼のおかげで、こんな奇抜設定でも物語が淡々と滞りなく進んでいく( ´ ▽ ` )ノ
遠泉家のお嬢さん(安産型)もメチャクチャ可愛くて、ステキだ( ´ ▽ ` )ノ
続きもいずれぜひ読んでみたい( ´ ▽ ` )ノ
かなり好きな作品( ´ ▽ ` )ノ
2022/02/02
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