中国のITは新型コロナウイルスにどのように反撃したのか? 中国式災害対策技術読本 (星海社 e-SHINSHO) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • タイトルに「コロナ」とあり、時期的なものとして敬遠していたが、読んでみると新型コロナ対策はあくまで題材に過ぎず、中国のテクノロジーの進化の「いま」を切り取った普遍的な内容だった。

    先端テクノロジーというよりは、ロジの厚み、テクノロジーを使いこなす文化的・社会制度的成熟に驚かされる。これが兵站だったら、と思うと恐ろしくなる。

    5年後はどのように変わっていくのかも期待。
    2020年のいま読んでおけてよかった一冊だった。

  • 中国武漢発生のコロナウイルスをどうやって最小限の被害で食い止めたかが書かれている。WHOの事務局長が中国はよくやっているといいパンデミック宣言を出さなかったことで大非難されているが、たしかに中国国内の取り組みは早くてすごい。アメリカの対応の10倍先を行っている。ITを駆使している事を日本も見習わないといけない。政府のIT庁のメンバーにも是非著者に入って貰いたいと思う。

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著者プロフィール

アジアITライター。1976年東京都出身。東京電機大学卒。システムエンジニアを経て、中国やアジアを専門とするITライターとなる。現地の消費者に近い目線でのレポートを得意とし、バックパッカー並の予算でアジア各国を飛び回る日々を送っている。「文春オンライン」「ASCII」「engadget」などを中心に多数の連載を持ち、単著に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』『中国のITは新型コロナウイルスにどのように反撃したのか? 中国式災害対策技術読本』(いずれも星海社新書)などがある。ツイッターは@YamayaT

「2022年 『移民時代の異国飯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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