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感想・レビュー・書評
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子供の色々な感情が描かれていて、自分と照らし合わせることができました。
そこからまた、自分と同じような感情をいだいている千尋さんに感動し、自分は独りじゃないと自信を持つことができました。
とても素晴らしい作品です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カンザキイオリさんの楽曲が好きで小説を買って読んでみた。曲を聴いていていた時に、いい意味ですごく泥臭い歌詞ででもどこにでもありそうな、人間味のある歌詞とそれを表すコードがすごく好きでした。小説を読むと、思っていた5倍くらい暗かった…笑でもやっぱりカンザキイオリの作品だなと納得するような内容で、クリエイターとして本当に尊敬します。この作品はフィクションだけど、フィクションと断じてこの作品の登場人物について何も考えないのはいかがなものか、考えています
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ボカロPとして人気の著者の初小説、と妻が買っていたものを読んでみる。過去のトラウマから自分を抑圧している千尋、家庭の事情でそれぞれに「愛情」に飢えた高校生の瑠花と武命。退廃的な雰囲気や狂気とも感じられる様に、暗い気持ちになりながらも止められない。人を信頼し、頼ること・頼らせてあげることの大切さ。再生する絆と崩壊してしまった家庭。最後は2人が前に踏み出せるようになったことで救われる。妻は息子にも読ませようとしてるようだけど、ちょっと刺激強すぎないかな。R指定なわけでもないし、気にしすぎか。