- Amazon.co.jp ・電子書籍 (710ページ)
感想・レビュー・書評
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これの元ネタは日経電子版などに数年前連載されていた。
結構読むのを楽しみにしていた。
が、この本はほぼ最初から編集したんじゃないかと思うくらい、連載より内容が濃くなっていた。
700ページ余りある大作。
が、読むのに苦痛にはならなかった。
この本に登場する企業名を並べれば内容にうっすら想像がつくのでは?と思うので少し載せてみる。
サイバーエージェント
IIJ
NTTドコモ
ヤフー
村上ファンド(会社名は違うけど)
楽天
アマゾン
グーグル
ソフトバンク
ライブドア
ミクシィ
フェイスブック
LINE
メルカリ
Gyao
GMO
この本を読むと、
・孫正義氏がなぜソフトバンク・ビジョン・ファンドを立ち上げがんがんスタートアップ企業に投資したか
・メルカリのガバナンス的弱点のようなもの
・「いいね」の由来
・宇野康秀氏のすごさ
などがわかると思う。
個人的に一番興味深かったのはLINEの話だったかな。
相当苦労してサービスをスタートさせたのがよくわかる。
25年ぐらい前だったか。
ヤフーの「サーファー」という職があった。
個人的にいいなぁと思った職でもあったけど、やらなくてよかったとも思う。
それもこの本を読むと理解できるかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白すぎる!
web2.0の世界
今のweb3.0はもっと面白いんだろうな。 -
インターネットの国内到来以降のネット産業にまつわる起業家達の姿を、圧倒的な背景事情を含めて熱量高く描いていた。
一方、具体的な事象とストーリーに触れるだけで、なぜそのような判断をしたのかといった考察は限定的であくまで読み物に留まる内容であった。 -
あ
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素晴らしい名著。noteに感想文を記載しました。
https://note.com/nagaoma13/n/nc68792741406 -
5. 楽天誕生秘話
・96年時点で「個人や中小企業が既成事実をどんどん作って日本を変えていく」未来を描いていた
・エンパワーメント:顔の見える商店主にパワーを授け「そこにしかない特別な商品」出店者の個性を打ち出す。楽天を"運命共同体"として選んでもらう ←弊社の哲学と同じだった!
・個店の強みは、見てくれ<こだわり・中身、自分ができないこと<他人ができないこと
・会社が成長するにつれ社長は孤独になっていく -
宇野さんvs三井住友
ある日の夕方、「明日の朝イチで本店に来てください」と言われた。スケジュールが埋まっていると返すと、その担当者は冷徹な口調でこう告げた。「へぇ、会社がつぶれる以上に大変なことなんかあるんですかねぇ」。翌朝、駆けつけて初対面の役員に名刺を渡すと目の前でポイと投げ捨てられた。「カネも返せないような会社の名刺なんかいらない」
「あの頃は誰が敵で誰が味方か分からなくなっていた。疑心暗鬼だったんです。だから、100%信頼できる、絶対に味方でいてくれる人にいてもらいたかった」 -
今では当たり前に知っている経営者や企業の裏側に迫った本。
こういった経営者や企業はどこか遠い存在というか、自分とはレベルが違う人種なんだと考えていたが、若い頃は同じようなことをしていたのだなと知らされた。
そういった意味ではやはりチャレンジするかどうか、そのチャレンジの数や姿勢の差が自分との差なのだろうなあと思い知らされた。
けど、こう言ったスーパースターも数々の失敗の上に人生を生きているんだなと知れて良かった。 -
日本のIT業界を切り開いてきた起業家たちの壮絶なストーリーを紹介した本。
サイバーエージェント/藤田、楽天/三木谷、GMO/熊谷らを始めとして、錚々たるメンバーのこれまでの苦労の歩みが生々しく紹介されている。
起業家たちを徹底的に取材し、彼らの繋がりまで描かれていて非常にリアルで生々しさのある本である一方、あまりにこの本で紹介される登場人物が多く、かつストーリーが断片的であるため、結局のところ流れがよく分からない部分も多かった。
恐らく記者でもある著者があまりにも起業家周辺のリアルな情報に触れ過ぎていたこともあり、それをできる限り伝えたいがためののエゴが出ていたように感じられ、本のストーリーとしては一貫性がなく読みづらかった。 -
IT業界で現在有名著名な経営者や会社の起業の物語
皆、インターネットに魅了され当たり前のように起業を志す
そして、誰かが導いていたかのような巡り合い
当時の若者の熱い奮闘が、清々しくも感じるとても気持ちの良い本です。