本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IV」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2020年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (431ページ)
感想・レビュー・書評
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4.8
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各々思うところあり、シリアスな部分も多いけど、救われる部分あり…。仲良し兄弟が素敵。
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ブリュンヒルデがアウブの第二夫人に収まることになったり、クラリッサが突然押しかけてきたり、小さくちょっとずつ話は進んでいるし、笑える場面もあるけれど、どうしようもなく、ヴィルフリートにイライラ。
良い感じに成長してくれるかと思いきや、相変わらず甘えん坊で横暴な子供のようなところがもう、最高に嫌。
彼の側近とヴェローニカによる幼少の頃の教育のせいだとしても、イライラする。
シャルロッテはあんなに良く出来た子なのに、兄は残念すぎる。
早くこの問題にカタがつかないかな~。 -
マインの頑張りをローゼマインの味方だと言っているガング系がマインの頑張りを認めてくれない。領主会議のシーンでマインをへにょんになった所は「まじでジルお前!あとラーゼガング!!」と思いました。
ヴィルも仕方ないけどほんとに我儘坊ちゃんだし。この時ヴィルが1番嫌!魔力感知できるようになったというのに心が伴わない。でもそれはマインも一緒なんだけど。
クラリッサの暴走は何度見てもびっくりですよね。側近増えすぎてイラストありがたい。 -
書き下ろしはシャルロッテ視点とギュンター視点。
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今作は、エーレンフェストの派閥をめぐる物語となっており、領主一家の関係性にも緊張が走る展開になっています。それもこれも、フェルディナンドの不在が故だと思うと、非常に悲しさが募りました。政治に翻弄される国の切なさを感じたりもしましたね。
政治がらみの重苦しい展開が多い反面、主人公以上に暴走するクラリッサのような、ある意味ホッと出来るキャラも出てきて、物語に良い意味で厚みを加えているな、と感じました。
書籍版で追加されたショートストーリーも、登場人物達を別の視点から語っており、物語に立体感を感じさせるところも相変わらず見事ですね。
今後はアニメ化やマンガ化等の多展開の影響で、発刊スケジュールが3ヶ月毎から4ヶ月毎に延びるようですが、今まで3ヶ月に1回の刊行していたこと自体が奇跡だよな、と思ったりもします。
作者におかれましては体調にくれぐれも気をつけていただき、物語のクライマックスに向けて、ジックリと力を発揮していただければ、一読者として嬉しいです。 -
領主一族の会議で衝撃の展開。義妹のローゼマインの活躍に焦燥と嫉妬を感じてしまうヴィルフリートの気持ちもわかるが、もう少し自分を持って欲しいところ。周囲の思惑通りに領主一族の間で溝を作ってどうする! 結果としてローゼマインとその側近の力が増してしまうように見えて焦りはいよいよ募るけど、これが今後の情勢にどう響く?成りを潜めるゲオルギーネのつけいる隙になりそうだぞ。26巻の刊行が待ち遠しい。。
(2022/158)貴族院が終わって領主会議が始まるまでのエーレンフェストの内政の話は、ヴィルフリートの正念場だ。領主候補生コースでは優秀者に選抜されるくらいには優秀だけど、対人系が成熟していかない。楽天的な考え方は生来のものなのかもしれないけど「男の子」って感じだよなぁ。シャルロッテの方が上手くやりそうなんだけど。 -
今回は貴族院から離れて、領地内の話でしたね。本作は特に次が気になる終わり方でした!