メダリスト(1) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • フィギュアスケートの全日本選手権に出られる選手になる人は基本、5歳ぐらいからフィギュアスケートを始めるというのは業界の常識らしい。確かに日本はフィギュアスケート大国。日本のフィギュアスケート界ってまさに「なんでボス戦前にラスボスがいるんだよ」に集約されている、と思う。

    主人公・司(26歳)は中学生からスケートを始めた超・遅咲きの人。始めたのが遅すぎたためにフィギュアスケートのシングルでの選手をあきらめ、アイスダンス選手になり引退するも次の職が見つからない。
    そんな中、何をやらせてもダメっ子だけどスケートがやりたくて一人本を読みながら練習を続けていた小学5年生の少女・いのりに出会う。
    この二人がコーチと選手になって金メダルを目指す…という話。

    1巻は二人の出会いといのりがお母さんにスケートを習わせてもらい、初級のバッジテストに合格、名港杯に出場するところまで。もうすでに多彩なキャラ。ストーリーとキャラの力にグイグイ引き込まれる感じ。

    とりあえずいのりの上達ぶりがすごい。たぶんこれぐらいのペースで上達していかないとメダルを目指すのはストーリー的にも難しいからかもしれないけれど。

    そして思ったのは、フィギュアスケートを習わせるって親の負担がかなり大きいこと。経済的な負担もそうだし、衣装を作るのも。
    作中でおそらくいのりの目標になる子・光が「お母さん手どうして上手になりたいというのを邪魔するの?」と言うシーンがありますがそれは、それだけ親にかかる負担が大きすぎるからではないかと思います。

  • 根性だけじゃ切り抜けられない世界のリアルさと、ちょっとふわふわしたファンタジーみたいなキャラクターたちのバランスがお見事

  • 応援したい度★★★★★

  • ★100。2022年に読み始めた、今の最推しマンガ。アツい。元気になる。尊い。泣ける。美麗絵。超表現力。大好き。(語彙力

    今7巻まで出ているが、全巻電子で買っているし、1話ずつの毎月の更新も課金して読んでいる。みんな読んで。1巻は時々AmazonとかKindleで無料で読めるから・・・

  • マンガ大賞は一応、ということでよんだら おもしろいおもしろい!!!羽生君がすきだけど、スケートは全然くわしくない。いろいろスケート業界について知れるのも良い。
    なにより、熱い!!わしもがんばるぞ、となれる素晴らしい漫画。絵もとてもきれい

  • コミックデイズ 第01巻無料

  • 熱い。フィギュア興味ないのにぐんぐん読める。ルール説明が話に組み込まれててうまい。

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     落ちこぼれスケーターの司が劣等感の塊ながら途轍もない才能を隠し持つ小5のいのりと出会い、二人して世界のトップを目指す、っていう話。
     フィギュアスケートについてみっちり調べ上げていて、展開もスポ根の王道。基本的に絵も上手。

     ......なんだけど、このノリがなあ......(´ε`;)ウーン…
     ギャグ絵が挿入される頻度(あまりにも多すぎ)とタイミング(絵柄そのものも)が、どうにもこうにも自分の好みと合わない......(´ε`;)ウーン…
    「さよなら私のクラマー」や「がっこうぐらし(だったっけ? タイトル忘れた)」に近いこのノリ、完全に読者を選ぶやつだな......好きな人は好きなんだろうけど、自分的には全くダメ。読んでて不快になってくるレベル(>_<)
     続きはもういいや(>_<)
    (にしても「ショートケーキ作戦orたいやき作戦」、本ッッッ当に分かりづらいたとえ(>_<)。あれだけイミフでピンとこない比喩表現は初めて見た(>_<))
    2022/02/14
    #2810

  • フィギャースケートの事はつまみ食い程度にしか分からんのでナンだけど、『スケート版ガラスの仮面』みたいな気持ちで読んだ。

    スポーツに打ち込む若者が自分の才能云々とは別に「それをするための資金」の問題で道を諦めざるを得ないってアレソレ、現実に起きてる事なんだよな…と思うとキリキリしてしまうな。

  • まだ1巻なのに、話の密度がすごい。今後が楽しみです!

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著者プロフィール

漫画家。愛知県出身。『鳴きヤミ』で即日新人賞 in COMITIA123優秀賞を受賞。
本作『メダリスト』でデビュー。

「2023年 『メダリスト(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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