追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き!?スローライフはじめました1巻 (Berry's COMICS) [Kindle]

著者 : ねこ田太子 友野紅子

• スターツ出版 (2020年10月23日発売)

感想・レビュー・書評

[満開さんの感想 · 2023年8月11日]

全７巻。

乙女ゲームの悪役・伯爵令嬢アイリーンに転生したと入学式の日に気付いた主人公。悪役を回避するために奮闘するも、原作ヒロイン・子爵令嬢リリアーナの策略もあり退学となった。シナリオから逃れられないと悟っていたアイリーンは、田舎でののんびりセカンドライフを夢見てこの時を待っていた。
いざ、マイベリー村へ。なぜか隣国の留学生カーゴと彼の友達？のルークも一緒に移住する事になった。


全巻読んで。

アイリーンの前世の知り合いに似ている人達が今世にいて、どういう事？という謎もありつつ、
５巻まではマイベリー村でリリアーナ関連のお話。
残りは隣国、カダール皇国でのお話。

アイリーンがカワイイ。
何だかんだで女性全員カワイイ。
カーゴとルークがカッコイイ。
何だかんだでイケメン多い。
モフモフも聖獣らしさと虎感は低めだけど（失礼）カワイイ。
オオカミ兄弟もモフモフ。

７巻でのアイリーンと両親の再会。
家族の抱擁のコマでぼろ泣きしました。

アイリーンの気持ちを大事にするあまり、カダール皇国で厄介な事になってしまいましたが、アイリーンとカーゴの一途な気持ちがとても良かったです。
思ったよりイチャイチャも多かった。

２人の子供見られて、モフモフ増えてて最高。
子供達に慕われて満足そうなルーク、ルークを抱きしめようとするアイリーンとカーゴが面白いし、幸せそうで何よりでした。

*****
原作：追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き！？スローライフはじめました／友野紅子（ベリーズ文庫）
原作未読。

[やおさんの感想 · 2021年2月28日]

"「なのにどうして 不当な追及や断罪をすべて甘んじて受け入れる？」
確かにこれまでの事件に関して 彼女たちが証言したことは矛盾だらけだった
「別に甘んじてってわけではないんだけど…」
仕方がないのだ 私はこうなる運命だと知っているから
どんなにあがいても学園追放は覆らないことだと 分かっているから"[20/140ページ]

試し読みで絵が良かったので気になって。
カーゴ視点がなかったら、うさんくさいといいつつ流されてる感に不穏が残ってた。アイリーン、前世の記憶が戻ったといいつつ思考は年相応な感じがするので元来のものなのかな。
前世との関わりが明らかにあるようなので、そのへん今後言及があるのかな。
ゲームの原作者の名前を知ってるのもちょっと気になった。夢中になってたから知ってたのか、知り合いなのか……。