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感想・レビュー・書評
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松竹の文芸映画みたいだった。TL小説らしくない1冊。新鮮味はたっぷりあったが、こういうのはこれっきりにしたい。楽しんで読んだが、イメージを押し付けられているような気分もときおり感じた。
5本の外国映画がモチーフとして使われている。1本(マイ・ガール)は見たことがなかった。見てた方が小説をより味わえるのかもしれない。こういう手法もあまり好ましいとは思えない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思春期の頃の恋愛感情を10年の歳月をかけて本物にしたという感じ。中学の頃の純粋さや危うさをお互いにわかっていつつも突き進んでいく過程でお互いに傷ついてしまい、大人になって再会して知る真実や誤解がほどかれて、よかったねって心から思えるラブストーリー。現在と過去のエピソードが交互に書かれているので二人への共感も多いかと。かといってヒーローもヒロインもどこか飄々としたところがあるので苦しい感じではなくて良かった。
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