患者の話は医師にどう聞こえるのか――診察室のすれちがいを科学する [Kindle]
- みすず書房 (2020年11月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (306ページ)
感想・レビュー・書評
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ストーリーを語りたい患者と原因を特定し、早く問題を解決したい医師。
デフォルトから食い違う患者と医師のコミュニケーションのあり方を通して、その本質をあぶり出す。
コミュニケーションとは、相手の話を聴くこと。
オーケストラからオーボエの音だけを聴くように。
聞き手は、共同の語り手なのだ。聞き手次第で語り手の話ぶりは変わる。
それを邪魔するのは、自分自身の偏見だ。まずは無意識の偏見を認めることから始めよう。偏見というフィルターは、自分が思ってる以上に頑固だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メモ:患者に好きなだけ話して貰っても、実はそんなに時間はかからない。医師も信頼関係の構築が困難と判断すれば、治療から手を引くこともありうる。
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