思い立ったら隠居 週休5日の快適生活 (ちくま文庫) [Kindle]

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  • 筑摩書房
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  • 「次世代の隠居」「21世紀版・都市型隠居」を実践する筆者の暮らしとメンタルを紹介する本。究極のミニマリスト、シンプリストのようだが、スタイリッシュとはちと違う、てきとうで、こだわりがある、その感じがとても面白い。

    辛酸なめ子さんのアンテナに引っかかったというのもよくわかるし、辛酸なめ子さんが書いたおまけマンガも楽しい。「隠フルエンサー」って造語もいい。

    暮らしぶりには参考にすることも多く、テレワークに疲れた人や移住を考えている人にぜひ読んでほしい一冊。

  • 作者さんの主張する、「21世紀版都市型隠居」とは

    ・郊外の小さな安アパートを借り、
    ・週に2日だけ働き、
    ・人に迷惑をかけず、
    ・友人は厳選した人が少しおり、
    ・携帯は持たず、
    ・テレビも持たず、
    ・社交をせず、
    ・たまに都会に出て行って贅沢もするが、
    ・基本的に欲はなく、
    ・こだわらない。
    ・ただひとつだけ、現代社会と距離を置くことに、貪欲にこだわる。
    ・そして自分の生活をこよなく愛し、楽しんでいる。

    …素敵だ!
    好きでもないことに人生の大部分を費やすよりも、こういう生き方をしたい。

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著者プロフィール

1985年愛知県生まれ。25歳から東京で週休5日・年収90万円の隠居生活を始める。31歳で台湾に移住し、3年半隠居生活を実践するが、現在はコロナの影響で帰国。著書に『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』(大和書房)『いま、台湾で隠居しています』(K&Bパブリッシャーズ)、『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年書房)などがある。

「2022年 『フツーに方丈記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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