Shrink~精神科医ヨワイ~ 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

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  • 代表的な精神疾患が続く。それぞれ綿密に取材した痕跡がうかがえる。

  • PTSDの原因は震災。震災の直前に帰省し、幼なじみ同士が付き合っている事を知りイライラ。就職先について父親に説明せずけんか。そんな状況で地震が起きた。しばらくして両親の遺体が見つかり、幼馴染の女の子の方もおばあちゃんと一緒に亡くなった。患者自身は横浜に住んでる姉の夫が迎えに来てくれて南相馬を捨てるような形で脱出。東京では何も変わらない日常が。
    ヨワイは実は震災ボランティアとして現地入りし、定期的に通っていた。ハーバードに行く前。当時付き合っていたか婚約していた人を亡くしたのは震災
    震災後のメンタル関係かまでは明らかになってない。
    ヨワイにある程度話ができるようになり、帰省して幼馴染にあうことを決意。ヨワイも現地で精神科医として貢献している人に会いに同行。幼馴染会い、亡くなった幼馴染への想いや両親、捨てる形になった故郷への気持ちを吐き出し、昔話をして癒やされる。

    次のエピソードはパーソナリティ障害。厳格というか世間体とか面子を重んじる父親が原因っぽい。束縛系の女の人。かつて双極性障害で出てきたラーメン屋店主の知り合いからすすめられてヨワイのクリニックに来る。初回に色々話をしたあと、一週間で2回までしか予約を取れないし、メールを送ってきてもすぐに返信できないなどの注意点を伝える。

  • 蟻塚先生がハイタッチをした場面で心が決壊した。
    18年間、精神疾患を抱えながら生きてきた私への一コマだった。嗚咽がとまりません。

    後半はPTSDからパーソナリティ障害へ。

  • 最新刊。
    東日本大震災の話に関してはどうにも感想を書きにくいんだよね。
    直撃はしなかったけど広義では自分も被災してるわけだし、少なからず被害も受けている。
    とはいえ何か日常が変わるほどの影響は受けていない。
    何もたいしたことは無かった。
    でもリアルタイムで何があったか知らされ見せられて聞かされている。
    ずっとフワッとしてるのよ。
    阪神のほうはね正直遠い知らない場所の話という感じだったのよ。
    でも東日本はね。
    だからね、その場にいた人の受けた影響とか想像では何も書けないのよ。
    何もね。

  • 東日本大震災によるPTSDを中心に描かれている。とても臨床に忠実な内容で誠実な作品だなと感じる

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