- Amazon.co.jp ・電子書籍 (136ページ)
感想・レビュー・書評
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この著者の本は4冊目。毎度不思議な気持ちになります。
著者はとても繊細で、病んでいて、読んでいてイライラするところもあるんだけれど...でも、とても素直で(病んでるのに)とても行動的で、結局なんだか勇気をもらって応援したくなります。
病み具合にヒリヒリするのですが、幸せになって欲しいな...と本当に思っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エッセイ漫画化の永田カビさんの最新作。
前作のアルコール性膵炎での入院と断酒の日々がテーマの「現実逃避してたらボロボロになった話」は、アルコール依存の漫画家によるコミックエッセーとして、吾妻ひでおのアル中病棟にも伍する面白さだった。
本書では、1人で結婚式を挙げた(ウェディングドレスで写真を撮った)話や、マッチングアプリに登録した話(ただ結局リアルでは誰とも合わない)、異性間の愛について考える話の3つが軸で、前作と比べると日常的なエピソードという印象。
・異性間の愛情はハードルを乗り越えるのでも劇的な運命でもなく日常的な人付き合いの延長にある場合がほとんどであり、自分の生活の延長にもあるのかもしれないと著者が悟るくだり
・自罰的な人間がその自罰を他者に向けると、それは暴力である。ゆえに自己肯定を高めるのは良い方向
人間は(哺乳類は)根源的に女から搾取する生き物であるという洞察
このあたりが印象に残った。 -
こちらのブログでも何度か紹介した永田カビさんの漫画です。
今回は一人で結婚式をしたり、パートナー間の愛情を知って号泣したり、孫問題を考えたりと中々盛りだくさんです。
永田さん同様私も、友達大好き(超分かる)ですが、そこから「お付き合いをする」というのが分からない。これ、なんとなく分かります。友達だから大好きだったのに、いざ恋人となってとなりあってみたら居心地が悪くなってしまった相手の隣と言う居心地のいいはずの場所が居心地悪くなる。というのを何度か経験していました。
あと、読者さんからのメールにあった「恋愛感情を向けられても、信頼や友情を返すことができる」とうのは目から鱗でした。「どうしても恋愛感情を抱けない」人と付き合って「愛情を返せない!!」と悩んだことがあるので「友情や信頼でもいいんだ!!」と思いました。今となってはどうしようもない事ですが、過去に愛情を返せなくて苦しんだ方に友情や信頼を返せてれば現在の状況とまた違ったものとなるのではないかな。と思いまいた。
たくさんたくさん共感できる部分のあることの漫画を買ってよかったと思います。 -
著者独特の思考と可愛い絵が相俟って、とても癒やされる本だった。
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あんまり面白いという作品ではないけれど、なんとか最後まで読めたのでよかったかな。幸せをこんなにも追求できる作者さんはすごいのかもしれない。
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ホントこの作者の作品は素晴らしい。
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買った。