董白伝~魔王令嬢から始める三国志~ 3 (ガガガ文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ブックウォーカーの読み放題で2巻まで読んでから積ん読を消化してようやくの3巻。

    三国志は昔々に読了したくらいの知識だが、
    ワリと歴史ものは好きである。
    「項羽と劉邦。あと田中」も読んでみたいとは思っているが、
    刊行も更新も止まってるので放置なう。

    さて今シリーズはマイナーな董白ちゃん転生TSファンタジーである。
    董白を存じてなかったので新鮮。かつ先入観なく楽しめている。
    呂布とのあれやこれが落ち着き遷都からの3巻。
    相変わらずテンポも展開も早くすいすい読めるのがよい。

    王允と貂蝉は相変わらずなにやらごにょごにょ。
    董白ちゃんは軍師荀彧を獲得し、超雲の活躍もあって喫緊の課題を解消。
    ただし、荀彧は曹操でしたーというオチ。
    有名所を惜しみなく投入する潔さこそ潔い。
    包囲してたはずが形勢逆転誘拐エンド。
    コレ以上ないクリフハンガーだった。

  • シリーズ3冊目▲長安に都を移し「経済圏」の構築に乗り出す。必要なものは、塩、銀、軍師。曹操に軍師として仕えた「荀攸」を味方に引き入れたいが▼李傕のあだ名が「リカちん」とは、蔡琰さんが斬新すぎ♪転生先は、武侠小説の三国志世界なのではと邪推するほどの異能バトル展開で、趙雲vs鈴の人が盛り上がる。宗教勢力の五斗米道も登場し、妖術はでませんよね?思想や倫理観の違いもキチンと織り込みながら、諸勢力入り乱れる陰謀劇としてのドラマも骨太と非常に良い出来です。やはり、董白ちゃんの敵は「歴史の修正力」のようで(2021年)

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