ループ10回目の公爵令嬢は王太子に溺愛されています (ベリーズ文庫) [Kindle]

著者 :
  • スターツ出版
3.43
  • (1)
  • (5)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (268ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人生を9回繰り返して初恋の王子様に振られ続けたヒロインが、10回目の人生で全く異なる選択を行ったことで運命を打開する話。9回の人生でヒロインたちが悪役にやられたことが、10回目で悪役に振りかかっている構造が見事。あと誰であれ将来の選択肢を狭めるような行動は、ヒロインやヒロインの父親も例外ではなく、誰に対しても等しく己の首を絞める構図になっているのが良かった。

  • 王子が学校に入学する際、花嫁候補達も入学し、1年間妃教育を受ける。そして卒業パーティーで王子が婚約者を発表する。
    主人公は9才から16才で迎える卒業パーティー+αを何回も繰り返していた。ほぼ翌日までに死亡。どうにか候補から外れたりして歳を取るまで生きた時もあった。
    そして9回目…。


    表紙を見て年の差が10くらいあるカップルだと思っていました。違いました。

    事情を知らないとはいえ、父親が無邪気に娘を王太子妃にしようと手をまわすのにムカついてしまいました。宰相だし考えがあったり、2人はお似合いだと思っての事だとしても、娘が乗り気じゃない事に気付いて欲しかった。気付いててあえて?

    王太子は王太子で不幸でした。
    主人公を選びたくても選べない。主人公の父親を助けられなかったって負い目もあったでしょうし。

    ループは主人公の聖魔法の力だったんでしょうか?

    番外編、かなり量がありました。
    本編後の幸せな一時って感じじゃなくて、結婚までの一波乱って感じ。
    主人公の力が欲しいのは分かりますが院長腹立つ。この院長のもとで主人公が働く事になったら酷使されて別の物語が始まりそうだと思いました。

全3件中 1 - 3件を表示

真崎奈南の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×