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感想・レビュー・書評
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昨年、阪神タイガースを引退された藤川球児さん本人による野球人生を書いた本。
私はヤクルトファンですが大体は藤川さんの野球歴は知っていたつもりでしたが、メジャー挑戦して人種差別のような扱いを受けていたことは知りませんでした。
それにしても誰の人生もそうだと思いますが、波瀾万丈ですね。今は解説者としての活躍が多く、とてもわかりやすい解説なので今後も藤川さんの人生に注目してきいたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな球児の本
思考の一端が知れて興味深かった。
今まであまり語られてこなかったメジャーでの出来事なども書かれてます。
タイガースファンなら必読でしょう。
以下気になったフレーズ
・僕は、努力が必ず報われるとは思わない。 とくにプロ野球という特殊な世界では、むしろ努力とは裏切るものだと考えておいたほうがいい。
だが、視点を変えて長い人生を眺めたとき、やはり努力は裏切らないと思う。
・僕は、「精神の柔軟性」こそ成長に不可欠な要素だと思っている。固定観念にとらわれると、視野が狭くなり、考え方も硬直して、融通がきかなくなる。そんな人間に成長はあまり期待できない。
役立つと思えばなんでも取り入れようとする柔軟さが大切で、これまで僕もそう心がけてきた。
・自分が主人公になると、功名心や恐怖心といった余計なものが、正しい状況判断を阻む。打者との勝負に全神経を集中することができなくなって、望ましい結果につながらないことが多い。
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