時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん (角川スニーカー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2021年2月27日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (235ページ)
感想・レビュー・書評
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Kindle Unlimitedにて読了。
高校生のツンデレ話。女の子は、日本語ではツンツンしてる(フリ)けど、ボソッとロシア語でデレるという設定。一方、主人公の男の子はロシア語は分からないフリしているけど、本当はそのデレの部分が分かってしまい、まいったなという感じ。いやその設定面白すぎでしょ。
勉強が出来すぎる彼女と、とにかくサボるし忘れ物するしダメなんだが、いざという時にすごい力を発揮する主人公と、こうだったらいいな・・という妄想を全開にしていて、いい感じに現実逃避させてくれます。
3巻まで出ているので読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Kindle Unlimitedにあってタイトルに惹かれたので読みました。ロシア人美少女の設定とロシア語でデレを呟くというのがおもしろい設定。
実は大学の研究室時代に教授の個人的趣味でロシア語を週1回ぐらい教えて貰えると言う機会があり、しばらく習ったことがありました。
いまでも少しは憶えていますが、主人公のようにロシア語の独り言呟きを解読することはできないと思います。
相当な使い手ではないかと想像してしまいました(笑い)。
話の方は学園ものとして面白く、続きが読みたい気になりました。 -
例によって書名以上の中身がない本かなと思ったが
意外とまともに青春ラブコメな内容
主人公は能力はあっても
過去の事件からの熱意に欠ける陰を持ち
そこにヒロインがデレデレになってしまうという
とっても良くある定型なのだが
ちゃんと主人公とヒロインとその周囲の関係を客観視して
説得力持たせて話を流れさせている
なかなか達者な良くできた作品 -
幼なじみやツンデレが出てくる定番の学園もの。アーリャさんがロシア語で「デレる」のだが、小説上の表記は日本語なので、もう少しロシア語にこだわった何かが欲しかった。
メインヒロインのアーリャさんも良いのだが、二重人格のような性格の有希がいい味だしていてよかった。 -
まぁ可愛いんだけど、文章が幼い
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「小説家になろう」からコンセプトを踏襲して書籍化されるにあたり書き下ろされた新作。
ロシア語でデレるとか可愛いすぎる。ヒロイン以外に登場するキャラも良い感じ。個人的にはもう少し尖った感じで魅せてくれたら嬉しかった。
会話のやり取りではなく、描写でデレる可愛さや主人公の心情変化を妄想させてこの世界に没入させて欲しい。伏線を回収し、広げつつ、どんな展開を見せてくれるのか、次巻が待ち遠しく楽しみ! -
全体的な設定とか会話のやり取りとかは結構面白い。主人公が活躍する場面はちょっとキザっぽくてイマイチかなあ。