ヒトの目、驚異の進化　視覚革命が文明を生んだ

著者 : マーク・チャンギージー 柴田裕之

• Audible Studios/早川書房 (2021年5月7日発売)

感想・レビュー・書評

[去場司 （Saruba Miguel Tsukasa）さんの感想 · 2021年5月29日]

第二章の投資する力の章は目についての考えたかたを変えさせられた印象的な章。三章の錯視に関する整理もわかりやすいし、仮説は正しそうに見えるが、そこまで衝撃を受けるかで言うとそうでもない。三章を元にどのような知覚がありえ、それが何故淘汰の結果残るのかに思いをはせるのは良さそう。

著者プロフィール

カリフォルニア工科大学の特別研究員、レンセラー工科大学の准教授を経て、現在、2AI Labsの主任。邦訳書に『ひとの目、驚異の進化――4つの凄い視覚能力があるわけ』（インターシフト）がある。

「2013年 『＜脳と文明＞の暗号　言語・音楽・サルからヒトへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」