損料屋見鬼控え 1 (講談社文庫) [Kindle]

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  • 江戸時代の損料屋、生活用品レンタル店の跡取り兄と幼義妹で、事故物件を綺麗にしていくオカルト時代小説

    心残りを紐解いていく推理要素もあり楽しめました

    視える兄、聞こえる妹、問題持ち込みすぎ大家、改心した遊び人など、登場人物に愛嬌があって、事故物件調査とはいえあまり怖さはありません

    親姉妹を落雷で一度に亡くし、大怪我をしつつも九死に一生を得た義妹、天音の心の声を拾い上げる、損料屋の家族たちの温かさを感じる物語でした

  • 損料屋(江戸時代のレンタル屋)の跡取り息子は
    幽霊が見えちゃう系。
    懐いてくれない義理の妹に悩んだり気苦労多くて面白い。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。お茶の水女子大学大学院理学研究科修士課程修了。2012年「朝の容花」で第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、『かおばな憑依帖』と改題してデビュー(文庫で『かおばな剣士妖夏伝 人の恋路を邪魔する怨霊』に改題)。幽霊が見える兄と聞こえる妹の話を描いた『損料屋見鬼控え』は霊感のある兄妹の姿が感動を呼んで話題になった。その他の著書に『忍びのかすていら』『学園ゴーストバスターズ』『学園ゴーストバスターズ 夏のおもいで』『黒猫の夜におやすみ 神戸元町レンタルキャット事件帖』 『心花堂手習ごよみ』などがある。

「2023年 『福猫屋 お佐和のねこわずらい(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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