グラスバードは還らない 〈マリア&漣〉シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]
- 東京創元社 (2021年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (366ページ)
感想・レビュー・書評
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漣&マリアシリーズ第3弾!!
続きが気になり買ってしまいました(笑)
物語のスリリングな展開とグラスバードの謎などとても読みごたえのある作品だと思います。
続編がとても気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マリア&漣シリーズは好きだし、最後の展開もこのシリーズらしい結末である。しかしながら、物語の展開はややもすると都合主義に準じている気がする。グラスバードという存在を中心とした人間模様。そこにこそ、市川氏の強みがある。
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市川憂人『グラスバードは還らない』読了。
シリーズ三作目。様々な意味で、世界観に慣れてきた読者向けにチューニングされた作品だ。
真空飛行船、青薔薇、に続く今回の架空技術は透明化するガラス素材。そして過去作の人や物、事件が登場し絡んでくるあたりはシリーズ読者としてはワクワクする要素。登場人物の心情の変化などもありながら、前作までよりも臨場感のあるストーリー展開となっており、エンタメ性が向上していてシンプルに楽しい。
一方、ミステリとしてはやや厳しい部分もある。シリーズの積み上げが効いて見事な部分もあるが、逆に従来に比べてどうしても軽い印象を受けるトリックもある。長所も短所も伸びて読者を選ぶ作品なのかもしれない。 -
マリア&漣シリーズの中では1番面白いと思った。
毎度、エンディングが切なくて良い。 -
シリーズ3作目。なんだかんだ2人の掛け合いが面白くて楽しい。中盤くらいまで序章が続く感じだから、解決までがスピーディであっさりだったけど、トリックよりキャラクターが好きだから問題ない。
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もう3作目。
トリックや流れは押さええたぜ、と思ったら
もう一展開されて、やられた。
こういう特殊シチュエーションものは考え甲斐があって楽しい。