下賜された悪徳王女は、裏切りの騎士に溺愛される (ムーンドロップス) [Kindle]
- 竹書房 (2021年6月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (311ページ)
感想・レビュー・書評
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冒頭の一文「ドアの敷居も跨げず、」
ドアに敷居はない。敷居は引き違い戸、襖とか障子などが床と接地する面に溝が切ってある部材のことで、ドアなら沓摺(くつずり)だ。でも、西洋建築ではあまり使わない部材じゃないかな。基本内開きだし、ドア下の隙間から手紙とか挿いれられないし。あ、西洋風架空世界だからいいのか?
…… と鼻をほじりながら(比喩)読み進めたのだが、読み応えがあった。あったが、疲れた。時制をころころ変えられるし、伏線回収なんだろうけど後出しジャンケンみたいに感じた。全311ページ、TL小説としては比較的長い長編だが上下巻500ページくらいにして、あまり時制を変えずに描いてほしかった。ただ、上下巻の本は食指が動かないかもしれないが。
読み終えた感想としては、ヒロインには"大変なご苦労をされましたね。お疲れ様でした"と言いたい。
★は4に近い3
最後に挿絵に物申したい。大人っぽい話なのに子供っぽ過ぎる。物語から集中力が途切れてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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