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感想・レビュー・書評
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「違うよ」と独白するシロさんの言葉が、やさしい。つづく話の
「俺は俺に喰わしてもらって俺に遠慮してるおまえと暮らしたいんじゃないんだよ」
とかね。
独白が印象に残る巻だった。昔、著者の恋愛期を終えた、いっしょに暮らす二人の物語が描きたいという言葉を読んだ記憶があるんだけどさ。こういうあたり、恋愛というよりも愛情の物語だよね。もともと恋愛、って感じの話じゃないけど。料理もいつも通り楽しく、これやってみたいな、というレシピもあった。
コロナであろう世相も出てくるんだけど、不景気です、でくくっていて、あえてコロナは一切出していなかった。案外、そういうのが時代を特定せず、物語を古びさせない工夫なのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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