ちゃりさんの感想
2023年6月3日
有尾族のバルキューレに性癖を乱されたかもしれないことを思い出しつつ。午後の国物語を冠するコミックスはこれで三種目、現在手に入る唯一の、すべてを包括したものであろうか。見たことのないものもある。 出会いはNG。小学生の頃か。3話だった。 高校生の頃か、ラポート版を古本屋で見つけた。REMIXはだから2冊購入して禊いだ。グレイスサイドは連載開始からずいぶん経ってから気づいて、こう考えてみるとすべて後手に回っている。 大学時代に書いた漫画、それは構想とまでいかない卵のようなものを何年か頭で温めていたものだった。自分自身、思いもよらなかった内容である。今から思えば本作品や紫堂恭子作品、『銀曜日のおとぎばなし』などの影響下にあったのだろう。いい時代だった。