紛争でしたら八田まで(6) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • 地政学とはなんぞや。と思いながら読んでいるこのシリーズ。紛争の内訳は割と身近に潜んでいる。家族や会社や友達との争いの規模を国単位に置き換えれば、紛争になることもある。争いを起こすには「分断」させれば簡単だ。だけど、国単位で見れば有効な手段かもしれないが、国の中にいるのはあくまでも「人」で、人のつながりは意外と侮れない。「違い」は悪いことではなく当たり前のことで、違うことが面白いと思えたら、何かがかわるのかもしれない。そんなことを思う。

  • カイの狙いはローナンクリーク市に外資系企業、正確には中華系国営企業を参入させること。選挙結果に影響を及ぼすから。百合はまんまとカイの手のひらの上で踊らされていた。4人組が仲良くなれたのが唯一の救い。

    イギリス編
    キッドサッカーチームの臨時コーチ。陸路海路を使った侵攻とサッカーを照らし合わせた短編。

    ナウル編
    オーストラリアで受けた土地買収に関わる人探し。土地柄というか国柄というか、100%ベーシックインカムで何とかなる気がしている国民と危機感を持つ人たち。いっそのこと、シンクタンクを作ろうかという流れに。

  • 少年サッカーチームのエピソードは、難しい話が続くこの話の中で箸休め的な感じで良かったわ。
    みんなこれからも仲良くな。

  • 最新刊。
    アメリカでの結果はかなりいい感じだったはずだが、最終的には持ってかれちゃったか。
    敵も巧妙なり。
    少年サッカーのはギスギスしないかなりほのぼのでよかったなあ。
    こういうのもたまにはね。
    そして今わりと色んなところで話題のナウル。
    日本人にはね。
    なかなかわからない感覚だろうけど、世界にはわりとこういう民族性の国はあるみたいだね。

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