あまりもの姫は一世一代の魔獣召喚に失敗する!? 召喚されたのは皇子でした (蜜猫novels) [Kindle]
- 竹書房 (2021年7月12日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (286ページ)
感想・レビュー・書評
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今までに何冊かこの著者のTL小説を読んでいるはずなのだが思い出せることはほとんどない。今回も即座に忘れてしまうだろうと思うが、今作は簡潔な文章が心地よく抵抗なく読み進めることができた。ただし情景と情感を絡ませる描写は苦手なのかもしれない。例えば、途中ヒロインとヒーローのダンスシーンでヒロインが「忘れられないひととき」と感じていたのだが、そのシーンは簡潔過ぎて私にはあまり伝わらなかった。ストーリーはよく練られていて飽きなかった。エロシーンが無ければ一種の冒険小説の趣きがある。★は4に近い。
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書名がネタバレw
読んでいくうちに謎が解けていくのでその辺は問題なしです
わりとみんなが優しい世界なので、安心して読めます。
オススメです。
それにしても感想が書きづらいw
書名の通りだから -
あまりもの姫と呼ばれ美しい姉達と比べられて、引け目に感じていた末っ子の王女。気持ちを強く持つ為に笑顔を心がけている。対照的に、操り人形にされ笑う事が出来なくなった皇子。二人が自然な笑みを浮かべる様になれて良かった。楽しく読めました。
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まとさんの文章がシンプルに円熟していきますね。
俳句とか、突き詰めれば余計なものをそぎ落としても、情景が鮮やかに浮かんだりとか、心情を推し量れたりとか。
読み始めはそんなこと考えながら読んでました。
入ってしまえばもうそんなことはどうでも良くなる、というか。
可愛いヒロインと、身長差、良いです。
魔法が消えつつある世界、神代からどんどんと時代を下がっていくと、こうした時代があるんだろうなと思います。