2日で完読。素晴らしい。近年読んだ語学関連の本では最高に良かった。キーワードは「独立」「つながり」「対等」。”英語の思考法”というより、英語を母国語として話す米英白人の思考法ということかもしれない。おそらく英語を使うフィリピン人では同じことは言えないだろう。それを前提として、英語で米英人と話すということは、彼らの”文化”の土俵に立って話すということなんだと理解した。曖昧なことの多い日本人に比して何事もはっきりいうのかと思いきや、Youの領域に入ることにはきわめて慎重であったり、なかなか一筋縄ではいかない。実用的なアドバイスもそこかしこに散りばめられているが、本筋はサブタイトルにある”文化レッスン”であろう。