優しい社長が会社を潰す [Kindle]

  • すばる舎
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感想・レビュー・書評

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  • 健全な会社組織を作るための大切な考え方を、実際に組織に導入した際に起きることが、ストーリ仕立てで書かれている。
    組織の改革や、管理職としてマネジメントする際に大切になると思う。

    特に社長は孤独であるべき理由が、とても分かりやすかった。
    社員の居心地だけを考えて飲み会や雑談で仲良くしている社長は、仕事への士気を下げ、会社に関する苦しい話を社員に相談できなくなり、結果的に社員を信頼できず、何かと社長1人で抱えることになる。
    社長が孤独で居ることにより、結果的に社員を信頼し組織が回るようになる様子が描かれていた。

  • 面白かった!組織のピンチを組織改革論という新しい施策を不満やハレーションを乗り越えて成果につなげていくのは、現実でも必ず起こる事例が多く勉強になった。

  • 価値観が異なる人をまとめるには、ルールなのは理解している。しかし、ルールを作ることで自由度が失われて、従業員の長所も打ち消してしまう事がルールを作る怖さだと僕は思う。 本書のそうゆう考え方もあるんだなって視点が広がったので、学びの多い本だった。 それを机上の空論にしない為に、どう運用していくのか。異質を異質だと排除しない(それも良いね!)組織にしたい僕としては、会社を潰す人なのかもなって客観視できた。 この理想と現実のギャップをどこまで諦めるのか、どこまで追求するのかっていう部分が経営の難しさだなってこの本は色々気付かせてくれます。

  • 純粋に面白かった。組織を成り立たせるための当たり前だが実践しづらい内容が分かり易くノベル形式で書かれている。価値観が違う人たちをまとめ上げるには、結局はルール。職位の明確な線引きの重要性。マネジメントになる人は読んでみても損はない1冊。

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