「やめる」という選択 [Kindle]

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  • 埋没コスト=サンクコストが自分の人生を生きるうえでの重荷になっていないか。
    過去の延長線での思考や「せっかく〇〇したのだから」で手放せないモノ、コト、人間関係、タスクそう言ったものに目を向けることで新しい自分に変わることを阻む要素に気付くことができました。

    そこから、小さなひと振りでいいから行動に移すことが大事で、そのためにも重荷になっている様々な要素を「やめる」を実践していく。そんなことを感じました。

    「自分で人生をデザインしていく」力を鍛えていくきっかけになると思います。
    「自分史上初には十分に価値がある」この言葉に勇気をもらったので、まずは「自分が心揺さぶられるもの」に「ちょっとトライ」してみたいと思います。

  • 持つ者と持たざる者の違い

  • 【生き方】やめるという選択 / 澤円 / 20211119 / (72/912)/<239/151465>
    ◆きっかけ


    ◆感想
    ・せっかく〇したのだから、の発想は捨てる。大切なのは、ダメだとわかったら、きっぱりそれと決別し、新たなこれからを模索すること。
    ・そのための選択基準は、自分の人生が豊かになるかどうか、好きかどうか、後悔するか否か等々の判断軸を持っておく。そのためには自分に馬鹿正直に。自分が好きなものだけでなく、嫌いなもの避けたいものは何かを分かっておく。

    ◆引用
    ★人生の埋没コスト、せっかく〇したのだから、という言葉で表せる思考や行動パターン。思考パターンがその過去に固定化される結果、過去の延長線上でしか物事が考えられなくなる状態。やめることが重要。
    ・大切なのはこれからどうするか。
    ・過去の成功体験にとらわれていると、根本的な変化のときですら、自分を変えることが出来ない。
    ★自分に馬鹿正直に生きること。
    ★大切なのは時間であり、QOL、自分の人生が豊かになるかどうか、好きかどうか、を最大の基準にしてすべてのことを判断する
    ・スキルをセンス化して、アップグレードする。スキル要素を掛け合わせる。
    ・自分が本当に好きなものを複数持っておく
    ・常に革新していくというマインドセットを持つこと
    ・大切なのはコントロールできて、かつ重要な部分に集中すること。
    ★チャンスをつかむ瞬発力を出すには準備が必要。そのためにずっと妄想しておくこと。
    ・もっと自己中になって、自分が楽しいか楽しくないかで決めればいい。
    ★一人の熱狂的なファンをつくる。
    ・今与えられている場所やポジションにアイデンティティーをあわせる生き方をしていると、その場所がなくなったとたん、生きていく意味を見失う。
    ・これまで培ったスキルを転用しながらも、自分の内側から出てくるものを武器に自分のセンスで生きていく。
    ・人間は生まれながらに無限に広がる、概念上の空間に自由に浮いている存在。
    ★自分のまわりを好きなものでいっぱいに。
    ★give first
    ★仕事を貢献としてとらえる視点を。
    ・自分のありたい優先順位をあらかじめ決めておくと、判断が楽になり、効率も上がって、仕事の生産井が高まる。
    ・組織に対して価値ある貢献をするのが、大前提。
    ・日常の中で時間の質を上げていくことは、幸福の解像度を上げる作業と捉える。
    ・コスト化した夢・目標をやめる
     -一本足打法はコスパが悪い
     -後悔するか否かで決める。
     -才能はマッチングに過ぎない。
    ★いちばん幸せなところに身を置ける状態を作る
    ・いろいろな場所で暮らしたり、多様なコミュニティーに属したりすることが人生を豊かにする。自分で人生を選んでいるという実感が持てる。
    ・働くのはありたい自分になるための手段
    ・他人をほめまくる
    ・今やりたいことを正直に生きる。大切なのはやり方、やってから考える。
    ・自分で選ぶが出来ることが幸せな生き方。

  • いつもの澤さん本。

    自分の付箋ポイントをまとめて改めて読み返してみましたが、やっぱり「そうは言っても日々忙しくて…」という風になってしまう点は多い気がします。

    一歩一歩変えていくのが大事ですかね。

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著者プロフィール

澤 円(さわ・まどか)
株式会社圓窓代表取締役。立教大学経済学部卒業後、生命保険会社のIT子会社を経て1997年にマイクロソフト(現日本マイクロソフト)に入社。情報コンサルタント、プリセールスSE、競合対策専門営業チームマネージャー、クラウドプラットフォーム営業本部長などを歴任し、2011年にマイクロソフトテクノロジーセンターセンター長に就任。業務執行役員を経て、2020年に退社。2006年には、世界中のマイクロソフト社員のなかで卓越した社員にのみビル・ゲイツ氏が授与する「Chairman's Award」受賞した。現在は、自身の法人の代表を務めながら、琉球大学客員教授、武蔵野大学客員教員の他にも、スタートアップ企業の顧問やNPOのメンター、またはセミナー・講演活動を行うなど幅広く活躍中。

「2021年 『「疑う」からはじめる。 これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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