准教授・高槻彰良の推察EX (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 早いものでこのシリーズも7作目。物語は少しずつ少しずつ高槻の秘密に迫ってゆく。今回はそんな高槻や尚哉、その他の登場人物のこれまでの振り返りが中心。ところで、'孤独'の元凶となった尚哉の耳に変化が、と感じたのは私だけ?

  • 難波からみた尚哉のお話と佐々倉の休日のお話はどこかほのぼのとしていて、2人の人の良さが出ていて好きだった。高槻と尚哉はこの2人に出会えて幸運だったな、と。冒頭の人形の話が凄く怖い

  • すごく楽しめる一冊でした。
    高槻准教授以外の変わり種の先生が登場したり、ナオヤの愛犬や難波君との心に沁みるエピソードがあったり。
    番外編ですが、本編に負けない読み応えがありました。
    本当にこのシリーズは大好きです。

  • 高槻彰良シリーズの外伝的お話4編。動く市松人形の話,尚哉が昔飼っていたゴールデン・レトリーバー,レオの思い出話,尚哉の大学での唯一の友人難波から見た尚哉についての話,彰良の幼馴染佐々倉との話。
    中でも慫慂なのは4編目で,佐々倉の以前の同僚(後輩)の林原という刑事。現在は異質事件捜査係(異捜)に所属しておりまさに怪異にまつわる事件を担当しているらしい。問題は,異捜は高槻をマークしているらしく,鎌倉の人魚事件も彰良と尚哉が小山村で体験した現象も把握しているらしい。沙絵のことも人外であることも含め知っている模様。そして高槻に妙なことに首を突っ込まないように警告してきた。外伝とは言え,本編に大きく関わる不穏な話である。
    そんな訳でシリーズ既刊すべて読了してしまった。今後の急展開が予測される状況なので続巻が待ち遠しいところ。

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著者プロフィール

神奈川県横浜市出身、在住。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を満場一致で受賞し、デビュー。同作はシリーズ化され1~3巻を数える。21年夏、「准教授・高槻彰良の推察」シリーズが実写ドラマ化され話題に。キャラクター文芸界再注目の作家。

「2023年 『憧れの作家は人間じゃありませんでした4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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