- Amazon.co.jp ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
著者はヴぁ―ツヤーヤナ。著者というか、カーマ・スートラを編纂したらしい。
インドの古典文学はあまりなじむ機会がなかったので、見かけたときにいいチャンスだと思って読んでみたけど、あんまりおもしろくない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023.2.7
古代インドのバラモン教における人生の目的はダルマ法、アルタ利益、カーマ愛の3つとされた。そのうちカーマの経典がカーマ・スートラ。カーマ・スートラでは少年時代にアルタを学び、青年期にはカーマに注力して、老年期にはダルマを研究すべきとしている
そもそもどんな相手ならば誘いに乗るのか、どんな様子ならば誘惑できるのか、何をすれば虜にできるのかのハウトゥーが書かれている
性交の仕方やプレイについても記述がある
当時のインドの社会風俗を知る資料として有用。一夫多妻制、遊女、不労階級である都人士ナーガラカの存在、歯磨きと口中香気剤、服の薫香、蜜蝋による化粧、オウムや犬の飼育
★現代にもあるような情欲をみたすために存在している書物であり、それにもかかわらずその下世話な意図を高尚な人生の意義のための本であると包み隠そうとしているのが下劣 -
男女の関係についての古代インドの指南書。変わらない部分もありつつ、昔っぽいところとありつつ。しかし昔の人も今の人と同じように悩んで、大体のことは考え尽くしてるんだなと
-
NDC(9版) 726.1 : 漫画.挿絵.童画
-
カーマスートラって最後にも書いてるけど、エロいだけの本じゃなかったんだ…
愛のための本