殺しのアート(4) モニュメンツメン・マーダーズ (モノクローム・ロマンス文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 前作の衝撃的な終わりの続き…かと思いきやあれから3ヶ月後。ジェイソンの祖父が関わったかもしれない美術品盗難事件が物語の中心に据えられ、序盤から不穏な気配がたっぷり。

    今回はジェイソンの美術捜査官としての腕前が際立ち、フェルメールの解説など新たな要素が楽しめ、ページ数に比して捜査パートの内容が濃密でした。犯人に対する猪突猛進っぷりは変わらず。

    仲違いの展開はこれまでと類似点があり、ロマンスはもう少し深みが欲しかったです。
    職業倫理から逸脱して私情挟んだ捜査をしたジェイソンが悪いけど、これまでの捜査もグレーギリギリ&同じ課の部下に手出してた(ことが本作で判明する)サムがそこ攻める?と苦笑いが。2人の恋愛はいつになったら上手くいくんだろう。

    ストーカー医師はじわじわとした恐怖を与えてくれるもののほぼ進展なし。対決は次に持ち越しかな。3.5作目のような位置付けの話でした。

  • 私情はさみまくりで捜査するジェイソンに、サムでなくてもそりゃだめでしょ!と突っ込みたくなった3巻。しかも歩み寄りもサムの方からとは…どんだけジェイソンに甘いのでしょうか。

    この刊で完結するのだと勝手に思い込んでいたために、ラストがこわすぎて!
    次巻で完結なのかしら?ラスボス対決になるのなら、恐怖の展開が待っていそう。

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