方法序説 (まんがで読破) [Kindle]

  • Teamバンミカス
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感想・レビュー・書評

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  • 「普遍性、実用性、確実性」「4つの規則:明証性、分析、総合、枚挙」「精神と身体」などのアプローチそのものが勉強になった。近代哲学の父と呼ばれる所以。

  • 2023.1.23
    形而上学とは物事の存在自体を問う哲学
    ギリシャ哲学にキリスト教をミックスしたスコラ哲学に疑問を持った。これは地動説が唱えられ、宗教改革が行われており既存のカトリックによる思想支配が揺らいでいた17世紀という時代背景から理解する必要がある。スコラ哲学は神に作られた人間の悟性で真理を明らかにできるというもの。そもそも神の存在証明が不十分だと考えたデカルトは明証的なもの以外は信じない方法的懐疑によって神や自身の存在について考察した。
    錯覚があるため感覚を信じず、ときに思い違いをするために推論を信じなかったが、考えている自分自体は疑えなかったため自我の確からしさを信じた
    滅びる身である不完全な自分が完全という概念を理解できるのは神の存在があるためであり、神に作られた自分の悟性に従って真理を獲得できるとスコラ哲学の前提に立ち戻った
    自然学としてはアリストテレスは目的論的世界観だったが、デカルトは機械論的世界観を唱えた
    デカルトはイエズス会の学院で学んでおりキリスト教的だね考え方が強く植え付けられていた
    デカルトは数学者でもあり、科学者でもあった。あらゆる真理を解き明かす普遍学の確立を目指し、その方法を説明したいわば前書きが方法序説

  • まあムズい(°▽°)

  • NDC(9版) 726.1 : 漫画.挿絵.童画

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著者プロフィール

デカルト

Rene Descartes 一五九六―一六五〇年。フランスの哲学者、数学者。数学的明証性を学問的認識の模範と考え、あらゆる不合理を批判検討する立場を確立した。そのことによってしばしば近代哲学の父といわれる。一六三七年公刊の『方法序説』は思想の領域における「人権宣言」とも称される。長くオランダに隠れ住んだが、終焉の地はスウェーデンであった。

「2019年 『方法序説・情念論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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