チ。―地球の運動について―(5) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 圧巻の5集だった。
    どんどん凄みを増していく。
    パディーニの託し方に震えた。
    語りたくても
    言葉が見つからない。

    巻末の魯迅の言葉
    『墨で書かれた虚言は、
    血で書かれた事実を
    隠すことはできない。』

    オクジー、バデーニを失った今、
    この言葉は熱く刺さる。
    6集に壮大なカタルシスが待っているってことなんだろうか。

  • 異端とされていた「地動説」を確信し、研究を続けていった人たちの物語。

    この巻で、第2章が終わって、次からは、その25年後の物語になるようです。


    異端者として処刑された学者の研究を12歳の少年がひっそりと引き継ぎ、そしてその少年の研究をいっかいの庶民と神学者が引き継ぎ、C教の異端審問官に見つかっては拷問処刑されていく…。それでも、彼らは機転を効かせて、何らかの形で研究の情報を次の誰かに伝えていく…。

    残酷なシーンは苦手だけれど、残酷さがあるからゆえ、「地動説」が徹底的に異端視されていた事実と、信念を曲げなかった人たちの気持ちが伝わってくる。

    すごい漫画です。

  •  オクジーとバデーニの最期。オクジーが心の底で憧れ求めたもの,自由。ノヴァクには理解できない。10年前の12歳の少年の話を聞いて納得するパデーニ。ヨレンタに迫る危機。ノヴァクの絶望。そしてパデーニの予防策の発動。

  • 圧倒的ドラマ…
    もうこれしか言ってない…涙止まらない…

    台詞回しも、伏線回収も見事で…。
    胸打たれてばかり。

    熱い…あまりの素晴らしさに語彙力低下…。

    自分がされてつらかったことを、
    させたくないと思うのは優しい心だな、と。

  • うーん、しかし最後まで読むんだろうな。

  • 失敗するが、受け継がれる

  • ノヴァクvsオクジー、オクジーの奮闘虚しくノヴァクに拘束。
    殺さなず生かし、バデーニに吐かさせるのに利用されてしまう。
    寝返ってバデーニが口を割った?と思いきや、憎まれ役を買って出ていた…。

    託されたクロボフスキが、まさかのバデーニの継承の仕方には脱帽。

    巻が進むにつれ嫌な奴の背景が明かされるのが巧いなと唸ります。
    今回はそれがバデーニとノヴァク。
    ノヴァクの「C教は生き方」「汝の敵を愛せ」は痺れます。
    他にも色々書きたい感想が。

    次巻の25年後はどんな展開が待っているのだろう。

  • すげーな、まじか!っていう終わり方をこの巻はした。

  • 感想は最終巻(第8巻)へ∠( 'ω')/

    https://booklog.jp/users/fleurenbonton/archives/1/4098613174

  • P40
    「私は、ずっと不思議だった。
    何故、異端が現れるのか。
    だっておかしいだろ。
    我々は約束されてるんだぞ?
    …じっと善良に生きてれば天国に行ける。
    何故それを自ら棒に振るようなことをする?」
    プーチンや習そんなふうに思っているのだろう。

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