久遠の島 〈オーリエラントの魔道師〉シリーズ [Kindle]

著者 : 乾石智子

• 東京創元社 (2021年10月22日発売)

感想・レビュー・書評

[sc24rissolさんの感想 · 2021年12月29日]

本作りに携わる人にはぜひ読んで欲しい1冊。
それにしても、序盤から悲しいこと辛いことを盛り込んでくる。今の理不尽な世の中みたい。
それでも、闇を抱えながら生きていくひとたちが、すごく強く見える。

著者プロフィール

山形県生まれ。山形大学卒業。1999年、教育総研ファンタジー大賞を受賞。『夜の写本師』からはじまる〈オーリエラントの魔道師〉シリーズをはじめ、緻密かつスケールの大きい物語世界を生み出すハイ・ファンタジーの書き手として、読者から絶大な支持を集める。他の著書に「紐結びの魔道師」3部作（東京創元社）、『竜鏡の占人 リオランの鏡』（角川文庫）、『闇の虹水晶』（創元推理文庫）など。

「2019年 『炎のタペストリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」